「二人いて背中合わせの霜夜かな」の批評
回答者 なおじい
めいさん、こんにちは。
拙句「小正月」にコメントおよび提案句有難うございました。
ご提案の「御八」とは、「おやつ」のことですか?
小鍋をおやつと詠み替えるのは面白いとは思いますが、このままですとちょっと読みにくくて、わかってもらえないかもしれません。せめて「御八つ」にしてもいいでしょうか。
さて御句拝読しました。なかなか切ない情景ですね。二人でいるのに背中合わせ。
背中合わせが楽しいシーンなんかもありますね。例えば公園の芝生に背中合わせで座ってお互いの背中にもたれ合う。そんなのはいいですよね。
まあ御句の場合は霜夜ですから、外でそんなことをしていると風邪をひく。家の中に戻りましょう。
長くなりそうなので結論を言いますと、私は、これは寝床のことであると言わないと説得力が弱いと思います。
昼間どんなにそっけなくても、夜に向き合えればいいのですが、一つのベッドで背中合わせは辛いですよね。
・一つ床背中合わせの霜夜かな
床は「とこ」と読み、寝床すなわち布団とかベッドの意味です。
「二人いて」は、せっかく二人でいるのにということで悪くないとは思いますが、場所を言うために詠み替えました。
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ダブルベッドで、夫は、ユーチューブ、私は、作句に夢中である