「はらはらと落ち葉背中にバーベキュー」の批評
回答者 なお
あらちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。バーベキューと言えば夏の行事と言われていて、私の歳時記にも夏の季語のキャンプの傍題として掲載されていますが、秋でも気持ちがいいですよね。
ですからこの句には冬の季語の「落葉」と夏の季語の「バーベキュー」が共存しているのですが、私はバーベキューはいつでも楽しいのでここでは季語と考えないで進めたいと思います(私の個人的考えです)。
そうなりますと、私としては、季語である落葉にフォーカスを当てたい。今のままですと、落ち葉が背中にあるけど構わずバーベキュー、みたいな気がします。バーベキューの句ならそれでいいのですが、落葉の句にしたいので、
・バーベキュー焼き手の背に降る落葉
背は「せな」と読み、悪くないと思ったのですが、「バーベキューを焼いて手の甲に落葉が〜」のように読めますね。ダメだ。
・バーベキュー囲む仲間に降る落葉
背中が消えてしまいました。
落葉は降るのが当然なので下五は「落葉かな」のほうがいいかもしれません。
何かのご参考になれば幸甚です。
点数: 2
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
落ち葉の寒い時期にしたバーべキューを詠みました