「キリギリスその羽根揺らす恋心」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
ご無沙汰しています。こちらはどうですか？忌憚ない意見が聞けるので、自分の良いところ足りないところが見えるでしょう。わたしもいつも助けられています。
やはり歳時記
あとは省ける言葉を省く。鳴くは必要か、聞こえるは必要か。こういうことを推敲していると17音に無駄がなくなってきて、光景が立つようになります。
さて、御句。キリギリスは求愛で鳴いてるという知識を説明したい理屈の句として届いてきます。理屈が句にならないわけではないですが、詩にして届けるにはウルトラCな気がします。たとえばこんなかたちはいかがでしょう。自分も恋心。そして、一心に求愛するキリギリス。オーバーラップしてきませんか？
恋ごころ或いはすだく螽斯
点数: 2
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でしょうか。句を読む人になんだろう、恋心かなと想像してもらう。
では動植物はカタカナでは書かないですよ。基本漢字ですが、この虫は螽斯とか蟋蟀とか難しく、コオロギと読んだりすることもあるとかで、漢字でなく「きりぎりす」でいいようです。
人間には心地よく聞こえますがあれは虫の求愛活動なんですね