俳句添削道場(投句と批評)

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天と地の魑魅怯える野分かな

作者 こま爺  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

異常気象を魑魅(すだま)も驚くと比喩で表現したいわけですか、こういうのはありかご指導いただければと。

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「天と地の魑魅怯える野分かな」の批評

回答者 負乗

こま爺様、こんばんは🙂
お世話になります。

「魑魅」は"ちみ"ですね。私は一読、"魍魎"と読んでいました…😓
この"鬼"が四つ並ぶ"魑魅魍魎"…"魑魅の半分だけでは、どうもね…
シンプルに、
「天と地の魑魅魍魎へ野分けかな」
で良いと思うのですが…
「怯える」は、要らないと思いました。
良いですね… もろもろの禍々しいものが、野分けの風に吹き飛ばされる…
着想が、鮮やかだと思いました。

また、宜しくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「天と地の魑魅怯える野分かな」の批評

回答者 ケント

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
こま爺さん、ツッコミ易い句をありがとうございます(笑)。
(親しみを込めて)
貴句、天と地ですから、空も海も川も陸もすべてと言う意味ですよね。それに対して魑魅だけでは不足してます。
魑魅=山の妖怪
魍魎=川の妖怪

平凡ですが

天地ごとひつくり返る野分かな

でいかがでしょうか?
いままで通りの、こま爺さんの反論をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

点数: 2

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「天と地の魑魅怯える野分かな」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

おはようございます

やっちゃいけないことはないので、なんでもありかと思うのですが、
1、すごい台風だってこと以外に情報がない
2、台風とか雷で、何かすごいものも怯えるって発想は割とある
なのが気になりました。
特に1の点ですが、比喩や擬人化を成功させるコツの一つはそれによって、現実の姿(空想の姿でも良い)をありありと感じさせることだと思います。
「天と地の魑魅」と魑魅だけで十分なものをさらに抽象的に強めているのも気になりました。時間情報・場所、比喩の対象などをもっと限定的にするとリアリティがあるかと思います。

この夜を魑魅の呻くごと野分

時間情報(夜)と比喩の対象(聴覚)を明確にしてみました。
なかなかうまくできませんが。

点数: 1

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「天と地の魑魅怯える野分かな」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こま爺さん、こんにちは。
御句拝読しました。
恐縮ですが三点気になりました。
一つ目、これはこま爺さんがよくおっしゃっていることですが、言葉の重複を避けるということです。
魑魅は化け物で、厳密には山林の化け物とのことですが、天地全ての化け物と言っていいのではないかと。そうなると、「天と地の」と「魑魅」は、「今朝の朝刊」のような重複に感じます。

二点目、「魑魅」ですが、私は「ちみ」と読んだので字足らずと思いました。これを「ちみ」と読んでその意味がすぐわかる人も、「すだま」と読める人もかなり限られると思いますが、それはこま爺さんとしては大丈夫ですか?

三点目、この句は、台風が来ると化け物も怯えると決めていますが、それよりも、台風の凄さを描写して、これでは化け物でさえも怯えるのでは?と読者に想像する余地を残したほうがいいのではないかと。

以上、すべていつもこま爺さんからご指導いただいていることの受け売りで恐縮です。

・雲上も土中も揺らす野分かな
・天地(あめつち)を走る咆哮野分かな

点数: 1

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