「居酒屋の愚痴の賑わう秋刀魚かな」の批評
回答者 中村あつこ
こんにちは。
厳しい残暑から、やっと秋になった感ですね。
拙句夏おわるにコメントを頂いておりながら、長期欠席してしまいました。
散文にならないように注意しますね。
御句、居酒屋の秋刀魚は楽しくて、美味しそうですね。
点数: 0
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作者 気まぐれ亭いるか 投稿日
回答者 中村あつこ
こんにちは。
厳しい残暑から、やっと秋になった感ですね。
拙句夏おわるにコメントを頂いておりながら、長期欠席してしまいました。
散文にならないように注意しますね。
御句、居酒屋の秋刀魚は楽しくて、美味しそうですね。
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回答者 イサク
おはようございます。
意図的にやられているかどうかわかりませんが、虚子の「遠山に日の当たりたる枯野かな」と同じ形で、意味が中七までで一旦切れていながら、連体形でふわっと下五にもかかっていく形ですね。
(卓鐘さんが語るかな?別の句友の間でも話題になりました)
できているとは思いますが、鑑賞風景は句意をとらえ切れているかな?という不安はわずかに残りました。
居酒屋のそこかしこで愚痴、自分は一人で秋刀魚、という少し寂しい句に感じました。
点数: 1
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回答者 卓鐘
呼ばれたので(呼ばれてない)w
連体形で繋がっているけど、取り合わせで軽い切れがあるという俳句独特の型ですね。
居酒屋の愚痴が賑わっている(そんなところで食べる・にある)秋刀魚ですよ。と。なので、この型であると僕も、取り合わせ的に読みますので、周りで口が賑わっている。私の目の前にある秋刀魚を食べるというちょっと寂しげな作者のように読みます。
居酒屋の愚痴の賑わい秋刀魚食う
とするのとそれほど変わらない形ですが、調べの滑らかさが変わります。このような型では、上五ー中七と下五が連体形で繋がっていても、雰囲気を繋げえればよく意味的な繋がりを求めなくて良いという謎な形ですね。
例句)
水音のわが身をぬける蛍かな 国武十六夜
→水音がすっと聞こえて我が身を抜けるようなそんな感覚にさせてくれるような蛍ですよ。
われにつきゐしサタン離れぬ曼珠沙華 杉田久女
→我についているサタンが離れない。目の前に曼珠沙華が咲いている。
点数: 1
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回答者 こま爺
おはようございます。現役時代を思い起こします。
さて御句、中七から下五への意味上のつながりが不自然かと思います。賑わうのは居酒屋であって秋刀魚ではないでしょうという疑問です。賑わいの連用止めもありますが、その場合句末のかなが、これまた不自然に響きます。
そこで語順を入れ替え次のように添削させてもらいました。
”愚痴ばかり聞く居酒屋の秋刀魚かな”
秋刀魚が愚痴を聞くと擬人化されているようにも聞こえるのがちょっと気になるので
”愚痴ばかり聞く居酒屋に秋刀魚かな”
こちらの方が秋刀魚が引き立ちます。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 0
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居酒屋で美味い魚がでると酒と会社の愚痴がすすむ
よろしくお願いします