「地下鉄抜けてマジックアワーを乗り継ぐ晩夏」の批評
回答者 イサク
こんばんは。はじめまして。
コメントと句で、風景を句に収めたい気持ちはわかりました。
ですが、ちょっと詰め込みすぎであると思います。盛大に字余りしていますし。
俳句は十七音しかないので、「季語
」と「もうひとつ」ぐらいが分量としては適しています。
この句は、季語以外の部分では「マジックアワー」+「乗り継ぐ」という表現が、この句の最も表現したいことだと思います。
とすると、「地下鉄」も「抜けて」もわざわざ言う必要がなく、「乗り継ぐ」の意味を固くするために「電車」や「バス」を出せば済むのかなと思います。
季語も「晩夏」がベストかどうか難しいところです。「マジックアワー」そのものには季節感がなく、むりやり時候季語をつけている感が・・(なお、時候はすでに秋・・)
・はつ秋のマジックアワー抜けるバス
もしどうしても「地下鉄を抜けて」を入れたいのであれば、俳句の型にははめ込まず、字数制限の緩い詩にした方がいいかと思います。俳句でなければ季語も不要ですし・・・
「地下鉄を抜けて、ぼくはマジックアワーを乗り継いでいくかのように電車に乗った」
点数: 3
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地下鉄から降りて地上にでたら、ちょうどマジックアワーでこのまま乗り継いで電車に乗ったら別世界に連れて行かれるような不思議な感覚がしたのを詠んでみましたが、語彙が乏しくてわけのわからない句になってしまいました。