俳句添削道場(投句と批評)

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妻も聞き虫の音かすか驚きぬ

作者 岸本義仁  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

暑さの中にも、夜には涼しく妻が虫の音をかすかに聞いて季節の移ろいに驚いている。

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「妻も聞き虫の音かすか驚きぬ」の批評

回答者 卓鐘

こんにちわ

主題。。あまり俳句で一般的な用語ではないので
定義含めて慎重に扱うべきな気がしています。(それをいう俳人もいる)

まぁ、それはさておき、秋の訪れを何かに気づく。これは和歌の時代からのテーマであり、それだけに最高難易度ですね。

和歌でさえ

秋来ぬと目にはさやかに見えねども
風の音にぞおどろかれぬる

で一首。しかも秋の訪れの感慨はこれで完結しちゃってます。俳句では「今朝の秋」「秋めく」などの季語に託して別のものを詠むしかなくなってますね😅

妻とこの感慨。どうしますか。。
本歌取りしてみます?

妻さへも虫の声にぞおどろかれぬる

😅

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「妻も聞き虫の音かすか驚きぬ」の批評

回答者 気まぐれ亭いるか

句の評価:
★★★★★

オクラ句へのコメントありがとうございました
意図的にひねってみたので好評でうれしいです

さて、本句ですが「妻も聞き」自体の効きが薄めなのと、季節の移ろいに「驚きぬ」は「かすか」になり始めた「虫の音」で吸収できる気がしました
 虫の音の微かな夜半となりにけり

点数: 1

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「妻も聞き虫の音かすか驚きぬ」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

主題を明確にすべきと思います。主題は妻の驚きですかね。
”闇の中妻の驚く虫の声”

主題を明確にすることについて一度ご検討下さい。

点数: 1

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「妻も聞き虫の音かすか驚きぬ」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

岸本義仁さん、こんにちは。
御句拝読しました。
本句については、先にこま爺さんが「主題を明確にすべき」とおっしゃっていますね。
主題が明確でない場合、動詞が複数のことが多いです。つまり、五七五の短い中で二つ以上の行為が行われている。上手く整理しないとだれが何をしているのかわからなくなります。

御句はまず「妻も聞き」。「妻も」とのことですので、「私(作者)に加えて妻も聞いている」ということと理解します。何を、はすぐにわかります。

下五の「驚きぬ」、これが、どなたが何に驚いたのかがわかりにくいです。

コメントから、驚いたのは奥さんで、虫の声ごかすかに聞こえたことに驚いたのですね。普段はあまりこういうことを気に留めない方なのかもしれません。その奥さんがかすかな虫の声に「まあ!もう秋ねえ!」とか。そんな光景かと思いました。

・かすかなる虫の音(ね)妻の驚きぬ
・虫の音(ね)に季節を思ふ妻のをり
・夫婦して気づくかすかな虫の声
・妻の聞くかすかなるかな虫の声

動詞はできるだけ少なく、なくてもいいくらいでいいと思います。

点数: 1

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