「歳重ね高きに登りふと吾を」の批評
回答者 こま爺
おはようございます。
さっそくながら、下五で我と詠われていますが、俳句で一人称の私や我を登場させることの是非については諸説あるようです。
御句に於ては上五中七の流れからすると、省略した方が良い我と感じます。そこに徒『然に』と補って見ました。
”歳重ね高きに登り徒然に”
ご参考にしていただければ幸いてす。
点数: 2
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作者 ケント 投稿日
回答者 こま爺
おはようございます。
さっそくながら、下五で我と詠われていますが、俳句で一人称の私や我を登場させることの是非については諸説あるようです。
御句に於ては上五中七の流れからすると、省略した方が良い我と感じます。そこに徒『然に』と補って見ました。
”歳重ね高きに登り徒然に”
ご参考にしていただければ幸いてす。
点数: 2
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回答者 負乗
ケントさん、こんばんは😐
コメントありがとうございます。
私は、ほんと優しく寛容な人間ですが、俳句で"当季"を外れるのが、一番、嫌なのです。
"旬"に生きているんですか?と、問いたくなります。
俳句は、挨拶文です…! 額縁に入れて飾る絵画とは、違うんです…。(キリッ)
…
偉そうに言ってしまいましたが、私もこれから、俳論も勉強します。ええ。
御句ですが、これもちょっと早いですね。「登高」…『重陽』の頃の句ですね。
杜甫の『登高』と言う律詩は…、知っていますね…🤒
うむ…ここはそれへの、オマージュとして、
「歳重ね高きに登り吾一人」
おお!傑作だ…(笑)
あ!違った、すいません😣💦⤵️
王維の『九月九日山東の兄弟を憶ふ』 でした。(高校の教科書には、必ず載っていますよ!)偏差値の高かったであろうケントさんは覚えているはずです…😀)
あ、それと、「ふと」は、"あるある語"に分類されているようです…🤒
今後も宜しくお願いします。
点数: 3
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回答者 ケイ
春風や闘志いだきて丘に立つ
これは高浜虚子が俳壇に復帰するときの「決意表明」の句です。
掲句はそれとは反対に「闘志をいだいて歩んできたご自身の歩み」を俯瞰しておられる句なのかもしれません、
自負という言葉も感じられます。
フランクシナトラの「My way」と言ったら作者は怒るかな?
「ふと」は私の結社では使わないのが決まりです、
だいたい「陳腐」な句が多いということで。
ただ私は星野立子の「雛飾りつゝふと命惜しきかな」は傑作だと思っています。
こんな句がひとつできたら俳句をやめてもいいとすら思っています。
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
句意(悔い)は、ありません。
よろしくお願いいたします。