「きじ鳩の鳴き声聞こゆ夏の庭」の批評
回答者 なおじい
春野ぷりんさん、こんにちは。初めまして。
拙句「終着駅」にコメントとご挨拶まで有難うございました。
私は21年の6月にこの道場に入門しましたが、22年の11月から先月初めまでちょっとお休みしていました。
ぷりんさんがここにお入りになったのは昨年の2月、ちょうど私が旅に出ていた時ですね(笑)。これからよろしくお願いします。
さて御句拝読しました。よくわかるのですが、上五中七が「キジバトが鳴いている声が聞こえる/た」と極めて普通ですね。鳴いているから聞こえたので、聞こえたから俳句になったのでしょう。当たり前と言われれば当たり前なのですね。
ですので、キジバトは変えないとしても、中七をちょっと変えてみて、オリジナリティを出すような工夫をしてみましょう。
(って、偉そうにすみません、まあご容赦ください)
例えば、
・雉鳩の番(つがい)睦まじ夏の庭
キジバトはよく夫婦(つがい)で行動すると言いますので詠んでみましたが、見ただけでつがいとわかりますかね?そこが問題です。
・雉鳩の声降り注ぐ夏の庭
これは原句を言い換えただけですが、ちょっと感じが変わったと思います。
・求愛か逆か雉鳩夏の空
これはキジバトの鳴き声が、甘えているのか威嚇しているのか、どっちだ!?というものです。
そのほか、句意が変わってしまいますが、下五を「夏木立」にしますと少し画面が広がると思います。
初対面のぷりんさんにいきなり生意気に色々とすみません。
懲りずにまたよろしくお願いします。
点数: 1
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おはようございます😊
今朝、庭からきじ鳩の鳴き声「デッテ・ポーポーポー」という声が聞こえてきました。
あの特徴的なリズムは8分の9拍子だそうです。
子供の頃から良く耳にする不思議な鳴き声が、「きじ鳩」だという事を知ったのは大人になってからです。
今朝は、その声に耳を傾けていました。
どうぞよろしくお願い致します😊