「紫陽花の赤雨の中優雅なり」の批評
回答者 なお
松本ひとみさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読し、松本さんの最初のご投句から読み直しました。初心者さんとのことですが、さわやかな句をお詠みですね。
紫陽花の赤雨の中優雅なり
俳句では字と字の間を空けたり、句読点を打つことができませんので、つながって読めて読み手を悩ませてしまうことがありますから、他の皆さんもおっしゃっていますが、工夫が必要になります。
それと、たまたまかもしれませんが、季語は必ず先頭に置かなければならないということもないですよ。また、俳句は想像の文芸とも言われていて、作者があまりハッキリ意思を表さず、情景を描写して、読み手に想像してもらうほうが良いようです。
・雨の中紫陽花赤く浮かびをり
あまりうまくありませんが、青い紫陽花は雨の中に溶け込むがごとくなのに、赤い紫陽花は逆に浮かびあがっているようだ→だからきれいだと思ったのだな、だから優雅だと思ったのか。そういう作りのほうがいいように思います。
すでにお感じになったと思いますが、この道場は、初心者の方にもとても丁寧に教えてくださる方が複数いらっしゃいます。安心して、また次の句を読ませてください。
点数: 1
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赤い紫陽花を見てキレイだと思ったので詠んでみました