俳句添削道場(投句と批評)

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腕の中生まれし吾子の微声かな

作者 チー  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

子どもが生まれたとき、私の腕の中で微かな声を発していました。その姿が愛しくてこの句を作りました。最後の「かな」の使い方は適切なのか気になっています。

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「腕の中生まれし吾子の微声かな」の批評

回答者 森本可南

おはようございます。チーさん。
イサクさんにヒントいただき
私なりに作ってみました。

風光る小さき声の初子抱く

第一子じゃないかも、知れないけど。ここは、想像の範疇かも知れないけど。
また、よろしくお願い致します。

指摘事項: 無季俳句

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「腕の中生まれし吾子の微声かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。はじめまして。

お子さんの産まれた時のことを俳句に残そう、ということでよろしいでしょうか?

ひとつめ。
まず、お子さんが産まれた頃の季語を入れた方が良いと思います。
例えば春ならば「風光る」という美しい季語などいかがでしょう?

ふたつめ。
子が腕の中にいらっしゃるのなら、「生まれた」のは過去のことになりますので、過去の「生まれし」とわざわざ説明するのがよいかどうか?説明したくなる気持ちは尊重しますが、説明は極力少なくして事実を描いた方が、俳句から想像が拡がりやすくなります。

みっつめ。
「かな」は感動を表すのですが、「微声かな」と書きますと、声が小さいことに感動しているような気がします。悪いわけではないのですが、声が小さかろうが大きかろうが「声を出したこと」に感動しているようなので、少し感動の要点がずれてしまうかも。

以上より、

・風光る小さき声の子を抱く
 (かぜひかるちいさきこえのこをいだく)

意味は上五の季語「風光る」で一旦切れて、中七以降で風景を描写しています。
こんな感じでいかがでしょう?

点数: 4

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「腕の中生まれし吾子の微声かな」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

早速ですが、イサクさんのコメントのとおり、俳句季語は必須ですので「風光る」を上五に置きましょうかね。

次に、この句の主題は何かを再確認します。主題はやはりかわいい「微声」でしょうね。「かな」は目前の現在起きている事柄に感動する切れ字なので「微声かな」で「あっ、声を出している」と主題が明確に
なりそうです。

次に中七ですが、生まれたばかりの赤ちゃんはベイビーとも呼び、なんとなく響きも良いのでそれを使いたいです。

”風光る抱くベイビーの微声かな

長々と申し訳ありません。ご参考頂ければ幸いです。

点数: 0

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