「腕の中生まれし吾子の微声かな」の批評
回答者 森本可南
おはようございます。チーさん。
イサクさんにヒントいただき
私なりに作ってみました。
風光る小さき声の初子抱く
第一子じゃないかも、知れないけど。ここは、想像の範疇かも知れないけど。
また、よろしくお願い致します。
指摘事項: 無季俳句
点数: 0
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作者 チー 投稿日
回答者 森本可南
おはようございます。チーさん。
イサクさんにヒントいただき
私なりに作ってみました。
風光る小さき声の初子抱く
第一子じゃないかも、知れないけど。ここは、想像の範疇かも知れないけど。
また、よろしくお願い致します。
指摘事項: 無季俳句
点数: 0
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回答者 イサク
こんばんは。はじめまして。
お子さんの産まれた時のことを俳句に残そう、ということでよろしいでしょうか?
ひとつめ。
まず、お子さんが産まれた頃の季語を入れた方が良いと思います。
例えば春ならば「風光る」という美しい季語などいかがでしょう?
ふたつめ。
子が腕の中にいらっしゃるのなら、「生まれた」のは過去のことになりますので、過去の「生まれし」とわざわざ説明するのがよいかどうか?説明したくなる気持ちは尊重しますが、説明は極力少なくして事実を描いた方が、俳句から想像が拡がりやすくなります。
みっつめ。
「かな」は感動を表すのですが、「微声かな」と書きますと、声が小さいことに感動しているような気がします。悪いわけではないのですが、声が小さかろうが大きかろうが「声を出したこと」に感動しているようなので、少し感動の要点がずれてしまうかも。
以上より、
・風光る小さき声の子を抱く
(かぜひかるちいさきこえのこをいだく)
意味は上五の季語「風光る」で一旦切れて、中七以降で風景を描写しています。
こんな感じでいかがでしょう?
点数: 4
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回答者 こま爺
おはようございます。
早速ですが、イサクさんのコメントのとおり、俳句に季語は必須ですので「風光る」を上五に置きましょうかね。
次に、この句の主題は何かを再確認します。主題はやはりかわいい「微声」でしょうね。「かな」は目前の現在起きている事柄に感動する切れ字なので「微声かな」で「あっ、声を出している」と主題が明確に
なりそうです。
次に中七ですが、生まれたばかりの赤ちゃんはベイビーとも呼び、なんとなく響きも良いのでそれを使いたいです。
”風光る抱くベイビーの微声かな
長々と申し訳ありません。ご参考頂ければ幸いです。
点数: 0
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子どもが生まれたとき、私の腕の中で微かな声を発していました。その姿が愛しくてこの句を作りました。最後の「かな」の使い方は適切なのか気になっています。