子の口のキャラメル溶ける原爆己
作者 たけたけ 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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「子の口のキャラメル溶ける原爆己」の批評
回答者 ハオニー
キャラメルの赤き帯封原爆忌 吉村明様
という作品を思い出しました
やはり、原爆忌の俳句は必ず詠まなきゃいけないと痛感します
重たいテーマだからこそ、私は挑戦したがる気はするのです
本来なら添削など、この季語の句にはしないのですが...
「子の」が読み手の解釈を狭めている気がします
私のように独身だと、「子」と言われても年齢すら想像しかねるのです
私なら「溶ける」をもっと詳しく複合動詞で表現します
句またがりという技法ですが...
口のキャラメル溶けゆきぬ原爆忌
くちのきゃら
めるとけゆきぬ
げんばくき
点数: 2
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「子の口のキャラメル溶ける原爆己」の批評
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キャラメルのパッケージを見ると戦時中、高価だったことを思い出します。
今、子どもが笑って口に入れ、溶けて消えていくキャラメルに、ささやかな幸せも日常も人も溶かしてしまった原爆のむごさや、今の毎日の平和を重ねて思うときがあります。