俳句添削道場(投句と批評)

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凩に欠けたる銀の奥歯かな

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

食事中に奥歯の銀のかぶせ物が欠けてとれてしまいました。虚の因果ということが今一つ分りません。ご意見お願い致します。

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「凩に欠けたる銀の奥歯かな」の批評

回答者 めでかや

ちゃあきさん、こんにちは。

冬の壁へのコメントありがとうございます。
春の日のような暖かさを感じるお言葉でした。

私は少し焦っていたように思います。
プレバトを視聴者として甘く見ていたところがあったんだと思います。
いざ詠んでみると難しいのなんのって。
とりあえず生涯続けられる趣味になるように続けていこうと思いますので
引き続き温かい目で見守って頂けると幸いです。

今後とも宜しくお願いいたします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「凩に欠けたる銀の奥歯かな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。これはおもしろいですね。虚の因果として働いていると思います。「かな」の型が合うかは少し悩ましかったですが、凩のせいで、欠けたわけじゃないけど。ですよね。この「に」も少しくせものですね。「凩のなかに」と舞台装置だけに見えたりもするし。
ということで提案は完全口語になりました。お好みではないかも。

凩が強くて銀歯取れました

点数: 4

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「凩に欠けたる銀の奥歯かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

虚の因果といえば

伝説の句
  みのむしに好かれて部活行けません/げばげば
蓑虫と「部活行けない」は関係ありません。そこに無理やり「好かれて」という理由をこじつけて、詩として昇華しています。俳句ポストのHPにまだ夏井先生の講評が残っていますので必見。

他の名句としては
  夏果ての竜頭がうまく巻けません/げばげば
「夏果ての竜頭」がなぜ「うまく巻けない」のか?
その因果関係は明示されていませんが、「夏果て」の必然性とともに句として提示され、あとは受け手の想像力に委ねられています。

で、掲句。
虚の因果を意識するなら、この句は「かな」構文ではない方がいいかもしれません。

げば様と似ますが、虚の因果を前面に出すなら
・凩のせいで銀歯が取れました
・つめものがとれたのは凩のせい

少し匂わせる程度なら
・凩や奥歯の銀の欠けた日の

点数: 1

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「凩に欠けたる銀の奥歯かな」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

ちゃあきさん、こんばんは🙂
お世話になります。
こういう老齢の句(?失礼😅)は好きですね。
「欠けたる」より"抜けたる"の方が、欠損感があって良いのでは…
「凩に抜けたる銀の奥歯かな」
私も去年、似たような句を作りましたよ😉
「歯落ちて十一月の汁の味」
どうですかね…

また宜しくお願いします😉

点数: 1

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「凩に欠けたる銀の奥歯かな」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

ちゃあきさん、こんにちは。
御句拝読しました。
私もよく銀の詰め物が取れますので、心の底から共感します。また、そういう時に木枯し!めちゃくちゃ響いてますやん(©︎げばさん)(笑)

私はこういう句こそ、「や」で切れを入れたいと思いました。

・凩や欠けて抜けたる奥歯の銀
・凩や取れし奥歯の被せ物

なんだかちゃあきさんの疑問の「虚の因果」にみなさんしっかりお答えになり、私だけトンチンカンなことを言っているような気がしないでもないですが、この辺で失礼します。

点数: 1

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「凩に欠けたる銀の奥歯かな」の批評

回答者 つちや郷里

句の評価:
★★★★★

ちゃあきさんこんにちは。

御句
一読したときは「銀歯が欠けたことと凩に何の関係があるんだ?」と思いましたが、虚の因果なるものがあるのですか。
恥ずかしながら初めて知りました。勉強になります。

げばげばさんやイサクさんのご提案句を真似て
・「凩が銀歯さらっていきました」

次回も楽しみにしてます。

点数: 1

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「凩に欠けたる銀の奥歯かな」の批評

回答者 めでかや

句の評価:
★★★★★

ちゃあきさん、こんにちは。

此処のレベル高いですわ。
私が低すぎるのもありますが・・・。

虚の因果、誰のせいにも出来ない事象を、凩のせいにしたんですね。
巨匠のコメントなしには、御句の良ささえ感じることができない私です( ノД`)シクシク…。

ここからは個人的な感想になりますが、虚の因果(今、知ったばかりですが)を用いるときは少し大袈裟にした方が面白いかなって思いました。私もどこかで使ってみようと思います。

今後ともよろしくお願い致します。

点数: 1

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