俳句添削道場(投句と批評)

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荷を背負ふ老婆の歩く真鱈かな

作者 ドキ子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

子供の頃の思い出です。
行商のお婆さんが港から魚を売りに町を訪れていました。私の家にもやって来て活きの良い魚介類をたまに買っていました。
最近では全く見かけなくなりました。行商も昭和の風景の一部なのかもしれません。
型三に挑戦しましたが、上五中七の切れを心配しています。
よろしくお願いします。

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「荷を背負ふ老婆の歩く真鱈かな」の批評

回答者 なおじい

マサトさん、こんにちは。
御句拝読しました。「老婆の歩く」で一旦句が切れて、唐突に真鱈が詠嘆されている気がします。
そうでないとしますと、「歩く真鱈」とつながるようで、これも不自然と思います。

私は、おばあさんが売り歩くという句にしたいと思いました。

・行商の婆売り歩く真鱈かな

婆は「ばあ」でも「ばば」でもいいのですが、俳句だけに許される呼び方かもしれません。もちろん親しみを込めた呼び方です。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「荷を背負ふ老婆の歩く真鱈かな」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

マサトさん、こんばんは🙂
こういう昭和の景は好きですね。
「老婆の歩く」という措辞が気になりました。"荷を背負って歩く"の意味ですかね…
「真鱈」が歩いているように、一読、思ってしまいました😄
そこを変えたいですかね…

「荷を背負ふ老婆や北の真鱈売る」
とか…
いろいろ、措辞は変えられるのでは…

また宜しくお願いします。

点数: 2

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「荷を背負ふ老婆の歩く真鱈かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

この形で「かな」の前に季語を置いた場合、必ず強調されます。
その手前で意味的に切れると違和感がすごいので、「【かな】の前の季語」は、上五中七を受取った方がいいと思ってます。
・荷を背負ふ老婆の歩く時雨かな
とか。

真鱈を詠嘆したいなら、上五中七は老婆ではなく真鱈に焦点を合わせに行く方がいいと思いますよ。

・行商の老婆の背負ふ真鱈かな

とか、ですね。

点数: 2

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「荷を背負ふ老婆の歩く真鱈かな」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

マサトさん!おはようございます。
いつもお世話になっております。
上五中七と下五季語(名詞)二物衝撃を考えたんですね。
昔をよく行商のお婆さん家に来たものです。そして縁側などで世間話をして帰るそんな風景が見えます。
そこで提案句です。
・荷を背負ふ老婆の来る蜜柑かな

お茶受けに蜜柑などをふるまったかな?

点数: 1

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