「鼻筋の通った赤子きりぎりす」の批評
回答者 なお
登盛満さん、こんにちは。
御句拝読しました。面白い句ですね!
でもなんとなく違和感が。理屈っぽくて細かい話ですみませんが、「鼻筋の通った」というのは、褒め言葉ですが、ある程度の年齢になって目鼻立ちが整ってきてから使う言葉のような気がします。
赤ちゃんは、こう言ってはなんですがどの子も鼻ペチャで、「大丈夫だろうか?」などと心配になるものです。でもその愛くるしさがたまらないのですけどね。
私はそんな赤ちゃんの様子がきりぎりすとどう響くのかわかりませんでした。
しかしご自身のコメントの「色男金と力はなかりけり」でなるほどとわかりました。「きりぎりす」は、そんなイメージとして置かれているわけですね!上手いですねー。
私はこの内容であれば多少軽い感じの仕上がりでもいいかと考え、次の二句を置かせていただきます。
・イケメンになるねこの子はきりぎりす
・この赤ちゃんジャニーズ系ねきりぎりす
点数: 1
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兼題「螽斯」で最初に浮かんだ、そして自選ボツ句です。
井戸端会議(もう言わないけど)でおばあさんたちが
「まあまあ!これは男前になるねぇ〜!
でも昔から色男金と力はなりにけりって言うからねぇ〜」とガヤガヤ。
やっぱり季語と近いですよねー(^^;;
「鰯雲」の自選ボツ句に溺れてます。
でも結局どれにしたところで、、
どれもなぁ〜?