俳句添削道場(投句と批評)

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ランタナの花のいろいろ秋の暮

作者 長谷機械児  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

散歩していて、他人の家の庭先にランタナの花が咲いているのを見つけた。子どもの頃から見知っている花だけれども、歳時記では見かけない(花の時期が長いのと、和名を「シチヘンゲ」(七変化)というあたりに季語にするには難があるのだろうと思う)。

色数の多い花だけれども、庭という場所の中では地味な花だと思う。むしろ、色数が多いから地味なのか?

※ギュッと!四国の俳句道場「椎茸」佳作。NHKでたまに見かける某料理番組の石橋蓮司ナレーションみたいな句(と、投句してから思った、自分自身の感想)。
 俳句道場は「食」の季語が続くなあ…。次の兼題「秋鯖」、こちらもさっさと投句済み。「椎茸」のときに倣い、題を知ったその日に投句完了。今後、俳句道場の投句は“アホっぽい一句の即吟”縛りとするつもり。

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「ランタナの花のいろいろ秋の暮」の批評

回答者 なお

長谷機械児さん、こんにちは。
拙句「盗み見る」にコメント有難うございました。参考にさせていただきます!

御句拝読しました。ランタナは、かつて、勤め先の企画部門が新商品の愛称として命名しました。
しかしその頃は、実際の花を見たことがなく、何も考えずセールスしていました。

近年、身近に愛らしく咲き誇る花を見て、何だろうと花名を検索。「ランタナ」。これがそうかと。

「ランタナの花のいろいろ」、これ実感します。ランタナは本当に色彩が豊かです。
「いろいろ」って、今ではいろいろな意味に使いますが(笑)、元々は色彩豊かな意味だったのですよね?色々というくらいですから。

御句はあえて「いろいろ」とひらがな表記して、色彩だけでなく、ランタナにまつわる思い出まで想起させるよう詠んでいらっしゃる。さすがです。このままいただきます。

私はランタナシリーズ、結構売りましたよ!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「ランタナの花のいろいろ秋の暮」の批評

回答者 森本可南

句の評価:
★★★★★

こんにちは長谷さん。
ランタナってどんな花だろ?て調べたところ、これ、なんていう花だろう?とつねづね

思っていた花だったので、嬉しくなりました。ランタナの花言葉は、心変わりなんですね。

さて御句、花のいろいろとは?
色が、いろいろということでしょうか?
私には、女のコがかわいいドレスを着てダンスしているように見えます。

ランタナのランランダンス秋の暮れ

ランタナに、いろいろおもう秋の暮れ

ランタナのドレスの君よ秋の暮れ

たくさん、つくってしまいました。

提案句です。

点数: 1

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ランタナの色彩りて秋うらら

回答者 鈴屋いるか

句の評価:
★★★★★

長谷機械児さん、20週俳句入門の紹介ありがとうございました!
日々勉強の毎日です

本句につきましては「ランタナ」があるので「花」は省略できそうな気がしました
ランタナの花を見ましたが紫陽花のようで色が違うんですね
その様子と「いろいろ」とをかけて読んでみました
また、華やかなイメージから「暮」ではなく「うらら」や「日和」などどうかとも

余談ですが、紫陽花の傍題にランタナの和名である七変化はあるが
これは季語では紫陽花を指すらしく難しい花だなぁと思いました

点数: 1

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「ランタナの花のいろいろ秋の暮」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

ランタナは今年の夏、うちの近所で猛威を振るっておりました。道を歩きづらいぐらいはびこっておりまして。こぼれ種で増えていたようです。
さすが【国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来種ワースト100】。
ある朝、気づいたらきれいになくなっておりました。業者かな?
で、当時ランタナで詠んだ気になっていたのですが、出てきません。幻の句だったようです。

コメントの「色数が多いから地味」確かにそうかも。ただ赤いだけの薔薇・鶏頭や、青い紫陽花、白い水仙(すべてここ一年の兼題(笑))の方が存在感ありますよね。
あるいは、繁殖しすぎて茎に存在感があるというか・・・

・ランタナの蔓延る梅雨の潦

点数: 1

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