「朱の群れにピンクあり土手の彼岸花」の批評
回答者 イサク
再訪ですー
・「土手」と入れるメリット
★土手の映像が出る。
★映像を「土手の彼岸花」という空間へ誘える。
★植え込み、プランター、休耕田、自宅の庭、などの風景ではないよ、とはっきり伝えることができる。
★ある程度遠景で広い視野角の描写、ということになる。背景の空・川・河原も想像できる。あと、「土手」から想像できる風景にも広げられる。個人的には里山や田園、住宅地も想像できる。
デメリット
◆「土手に」「土手の」に説明感が出ないようにする必要がある
◆「土手に」「土手の」で三音使う
◆風景が固定する(デメリット?)
・「土手」と言わない効果
◆だいたい上記の逆。プランターの彼岸花の映像にもなり得る。
◆三音余分に使える。
◆「朱の中にピンクがある」が優先で「土手」なんていらないんだ!という考え方もある。
というところで、この句で「土手に」とわざわざいう必要があるかどうか。私は「作者があると思ったらある」と思いました。「土手の」で確実に映像が土手の彼岸花群に誘導されていきますので。
「入れなくてはいけない」なんてことは俳句では滅多にないので、論争するつもりはありません。
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近くに、春は桜で有名な川があるのですが
その土手に何年か前から、彼岸花が群生していてとても見応えがあります
多分、自治体かボランティアの方が植えたのだと思います
ピンクの彼岸花の球根が混じっていたのか
ポツンとピンクの彼岸花の塊があるのを見つけました
ちなみに、我が家の彼岸花は薄黄色です