「朽ちてゆく軍艦島よ銀河濃し」の批評
回答者 しお胡椒
土谷海郷 様 お早う御座います。
私の拙句 〈繰り言、、蔓茘枝〉へのアドバイス有り難う御座います。中々俳句の言葉選びは難しく時に私には俳句は合わないのかと思う事がありますが、駄作でも続けて行きたいと思っております。これからも宜しく御願い致します。
海郷 様の句は軍艦島と銀河が一体化して絵画か写真を見ている様な心地がします。
海郷様の様な俳句は今の私には到底詠めません。これからも素晴らしい俳句楽しみにしております。有り難う御座いました。
点数: 1
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入選への温かいお言葉ありがとうございました。
ぜひ皆様と中級者コースでしのぎを削りたいと思っておりますが、「夏の海」の次の兼題である「原爆忌」の方もビビッて初級者コースに投句してしまいました(笑)
現在募集中の兼題「芒」には中級者コースに投句したいと考えておりますので、その際はよろしくお願いいたします。
お題『天の川』
我がふるさと長崎シリーズ第6弾。
ご存じかもしれませんが、軍艦島とは長崎にある、かつて炭鉱として大いに栄えた島で、1960年前後には世界一とされる人口密度を誇りましたが、石炭の需要がなくなったため、70年代には人口が0になりました。
無人島となってからも街はそのまま残され、現在は崩壊の一途を辿っています。
傍題の「銀河」を採用したのは、個人的に天の川という言葉よりも綺麗なイメージを持っていたからで、朽ちていく軍艦島と対比させました。
「よ」という呼びかけの詠嘆を使いましたが、「や」でもよかったか、それとも詠嘆せずに「の」でよかったのかというところで迷いました。