「向日葵と太陽燃える怨めしき」の批評
回答者 なおじい
菊池清庵さん、こんにちは。
御句拝読しました。前句に引き続き厳しいことを言うようで恐縮ですが、ここは添削道場ですのでご理解ください。
御句、何をおっしゃっているのかよくわかりません。
その理由は、五七五の少ない音数に対しておっしゃろうとしていることが複雑だからです。
「猛暑日が続いて太陽が恨めしくなる」ここまではいいです。しかし御句はそれに加えて、「この暑さをものともせずに元気に咲くひまわり」という、それだけで一句出来そうなテーマを加えようとしています。
さらに、「そんなひまわりが愛らしい」というのではなく、「そんなひまわりまで恨めしくなる」とまで詠もうとしていらっしゃいます。これは難しいですよ。
「暑くて太陽が恨めしい」というのは普通すぎて類想の中に入りますから、ひまわりの健気さか憎らしさを主として詠み直してみてはいかがですか?
点数: 1
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猛暑日が続きます。太陽の熱さが恨めしく、それをモノともせずに咲く元気な向日葵さえ憎くなる。