「肌脱や邪魔な乳房もわが体」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
昔のおばあさんなんかは、平気で肌脱する人いましたよね。
今だと逮捕されることもあるのかなあ?
チャレンジ句ということで、あまり忖度せずに言うならば、
前提となる風景がわかりませんでした。
この人はどこにいて何をしているのか?
おそらく原因のひとつが「邪魔な」「我が体」など自分の気持ちの説明に音数をとられてしまって、風景が描ききれなかったことかと思います。
LGBTQを詠むのを反対はしませんが、「説明しなければ伝わらないこと」が多いと、十七音しかない俳句では難しいですね。という感想でした。
点数: 1
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
友也さんの「水遊び」句から考えていた、トランスジェンダーの子の「胸」の句。
添削コメントに置くにはモヤモヤとしたものが残っているので、自分で投句。
当初は男性的な季語として「甚平」の句を考えていたのだけれども、最近はレディース向けデザインの甚平というものもあったりするらしく。
(モヤモヤなところ)
・言いたいことが多いときに十七音に収めるには、主語を省略するのが俳句の基本的な手段。主語を省略すると詠み手本人と重ねられることになるが、自分事として、トランスジェンダーに成り代わって詠めるものかどうか。和歌ならば様々な立場の人に成り代わって詠むことがあったろうけれど、俳句は…。
・友也さんの句では直接的に出てくる「男」を省略したい(トランスジェンダーなのに断言するのはどうかと…)考えがあるのだけれど、「男」を省略して伝わるかどうか。…第二次性徴期の子の身体変化に対する戸惑い、みたいにも読めてしまったりするかなあ(言葉遣いから子どもっぽさをなくしてはいるが)。