「鬼太鼓や荒海に舞う稲雀」の批評
回答者 なお
砂山清吾さん、こんにちは。御句拝読しました。
松尾芭蕉を知り、初めて俳句をお作りになったとのこと。それでこのカッコいい句!すごいですよ。
すでに多くの方々から丁寧で的確なコメントが出ていますね。もはや私から何を申し上げても重複しますが、少しだけお伝えさせてください。
初読では、先ほども申し上げたように、カッコいいなぁと。しかしその思いは、最後の下五で「あれ?」と。「なんで稲雀が海の上を?」
そこからご自身のコメントを拝読しましたら、雀は飛んでいないのですね。雀のように激しい踊り?
そんなことおっしゃらずに、「鬼太鼓」だけで強いイメージを伝えられるのですから(そう信じて)、あとは季節を表す言葉を加えれば十分です。
私は鬼太鼓がいつの季節の行事か浅学にしてよくわかりませんが、もしこの時期なら、猛暑のような季語は響くような気がします。
・面伝う汗拭き佐渡の鬼太鼓
これは即吟で推敲してなくて恐縮ですが、要するに稲雀とかを出してこなくても、目の前の鬼太鼓を語るに十分なものがあるのではということです。
ちなみに、鬼太鼓を季語として捉える流れもあるようですが、よくわかりませんので季語としませんでした。
またご投句お待ちしています!
点数: 1
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松尾芭蕉の存在を知って初めて俳句を作りどこか投稿できるところがないかと探しましたところここのサイトにたどりつきました。カッコつけてやってみましたが後々考えると意図が薄くて伝わらないのではないかと思います。お手柔らかによろしくお願いいたします。
佐渡の鬼太鼓(おんでこ)が圧巻で周りの人が入り込めないくらい踊り狂っている、そしてそれが台風や日照りなど厳しい季節を乗り越えた秋に(春もありますが)豊作を願い行われ、それが米をついばみにくる雀の群れのようでどうしようもないくらい圧巻の舞で圧倒された。というのが直訳です
『物事は(event)嵐のように過ぎ去っていく』というのが裏設定です。