「幸村も夕焼けを眺めておるか」の批評
回答者 中村あつこ
はじめまして。
節句「夕焼け」にコメントありがとうございます。
私はまだ人様の句について述べることはできませんが、幸村もきっと何度も夕焼けを眺めたことでしょう。
点数: 0
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作者 つちや郷里 投稿日
回答者 中村あつこ
はじめまして。
節句「夕焼け」にコメントありがとうございます。
私はまだ人様の句について述べることはできませんが、幸村もきっと何度も夕焼けを眺めたことでしょう。
点数: 0
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回答者 なお
つちやさん、こんにちは。
御句拝読しました。
とても丁寧なコメント、大変勉強になりました。有難うございます。
私は真田幸村公については、あまり詳しくないくせに好感を持っていますので感動しました。早速コメントさせていただきます。
ご自身のコメントで、作句の経緯や思い、ご苦労なさった点等がよくわかりました。
破調とかの点については、それほどでもないように思いました。
呼びかけの形になさった点は私もいいなと思いました。なぜなら、自分以外の人やモノについて、勝手に心情を推測するのは、例え相手が銅像でも避けたいと思うからです。呼びかけならいいと思います。
ただ、ちょっと引っかかったのは、「幸村も」の「も」です。私が何度も「も」で失敗しているので、できれば避けたいと思いました。
あまり長くなると良くないので提案句を。
一つ目:
・夕焼けを眺めておるや幸村像
最後に「像」を付けて、作者が銅像の前に佇んでいる景を出しました。中七の「や」は詠嘆の切れ字の「や」ではなく疑問の「や=呼びかけ」のつもりです。
二つ目:
・わが君も夕焼を見るや幸村像
幸村への敬慕の念を上五の「わが君」に込め、ここは「も」を入れてしまいました。「下々の者は夕焼を見ておりますが、殿もご覧になりますか」という流れになるのではと勝手に思って。「夕焼」はこの句は「ゆやけ」と読みます。
幸村のことを詳しく教えていただき感謝します。それに充分応えられておらず、もっと色々とお伝えしたいこともあると思うのですが、とりあえずこれで置かせていただきます。
点数: 2
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回答者 卓鐘
こんばんわ。
歴史好きな人にとっては感動するのかもしれないんですが、やはりそこまで思い入れがない人にとっては、なぜ唐突に幸村を?となってしまいますかね。何か思い入れがあるんだろうなくらいは伝わりますが。
・今の夕焼けを描写しているというより、過去あるいはあの世の夕焼けを語る表現になっているので、季語の鮮度も落ちますかね。
・「見上げる」を推敲したのは良かったと思いますが、「眺める」もやはり言わなくてもわかる言葉(省略可能)と思います。
以上から「夕焼けや安居神社の幸村像」は今の夕焼けの描写に、幸村への思いを託している点では良いですが、これはこれでつまらないですものね。
夕焼けや幸村像XYYYYY
夕焼けやXXXXXXX幸村像
幸村像XXXXXXX夕焼かな
幸村の(も)XXXXXXX(過去形)夕焼かな
くらいの形が良いですかねぇ。XXXXXは思いつきません。
※あくまで、俳句作品として考えた場合ですが、ご本人の思いとしてはとっておけば良いと思います。
点数: 1
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回答者 ちゃあき
つちやさん、こんばんは。拙句「冷奴」への暖かいコメントありがとうございました。とても励みになります。
御句:幸村は僕も好きな武将です。歴史を扱った俳句は難しいらしいです。僕も詠んだことはあるのですが、成功したことはありません。それだけに成功したときは最高の気分になれると思うし、遣り甲斐もあるとは思っているのですが。
今後もよろしくお願いします。
点数: 0
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
お題『夕焼け』
前書きで「安居神社の幸村像」と書くべきかな。
それともそのまま「夕焼けや安居神社の幸村像」とでも書くべきだったか。
戦国武将真田幸村が討ち取られた場所とされる安居神社にある幸村像を詠みました。
何かを悟ったような表情で、彼方を見つめる幸村は夕焼けを見上げているかのように見え、最期の時も夕焼けを見ていたんじゃないかと妄想して詠みました。
最後に輝きを放ちながら消えてゆく夕焼けと、最後に光り輝いて死んでいった幸村を重ねました。
幸村が最後の戦いで着ていたとされる赤備えの甲冑の色とも取り合わせました。
自由律というか破調というか、そういった句なので俳句のリズムが失われているのが、どう評価されるのか気になります。
一応「幸村も夕焼け眺める社かな」みたいにする案もあったのですが、呼びかけたかったのと、破調の句に憧れていたという節もあり、このような句になりました。
ですが所詮素人の作った句ですので、改善点があれば遠慮なく指摘してください。
最初は「見上げておるか」と書いたのですが、夕焼けは見上げるものなので変えたのですが、あえて言ってもよかったのかなと迷いました。
ちなみに本名は真田信繁ですが、一般的な呼び方である幸村にしました。
長文失礼しました。