俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

石投げて泉の月の揺らぎけり

作者 つちや郷里  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

お題『泉』
「泉」と「月」の季重なりです。
季重なりの場合、どちらかを主役に立てるか、どちらかの季語の成分を落とす必要があるという認識ではありますが、俳句素人すぎてどうすればそんなことができるのかわからないので、「季重なりなんて10年早いわ!」と思われるかもしれませんがご教示お願いします。
泉に映る月であって夜空の月ではないので、月という季語の成分は落とすことができてる…?

あと「けり」の使い方は合っているのだろうか。
一応「泉に映る月が揺らいだなぁ」というニュアンスで詠みました。

最新の添削

「石投げて泉の月の揺らぎけり」の批評

回答者 卓鐘

全部が泉の描写なので、ちゃんと主役は泉だと思います。月はわりと風景の一つにしちゃえばあんまし季重なりがきにならないですね。(この月は夏の月として。)

いい句なのはみなさんの通りかと。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、卓鐘さんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「石投げて泉の月の揺らぎけり」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

いやー、全然できてますねー。
負けそう。
ご自身の狙いの通りのことはだいたいできていると思います。
強いて言えば「泉」の季語性ですね。池でも水たまりでもいいところを「泉」なので。それと、あと少しだがオリジナリティを足したいところ。
でもとりあえずは大丈夫です

点数: 2

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

「石投げて泉の月の揺らぎけり」の批評

回答者 たーとるQ

句の評価:
★★★★★

つちやさんお疲れ様です!
「泉に映る月であって夜空の月ではないので、月という季語の成分は落とすことができてる…?」
その通りに季重なりが出来ていると思います。高度なテクニックですね!

最後に「けり」と詠嘆する形もいいです。静まり返ってる感じがあります。

点数: 1

添削のお礼として、たーとるQさんの俳句の感想を書いてください >>

「石投げて泉の月の揺らぎけり」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

つちやさん、こんにちは。
御句拝読しました。
これはいい句ですねー。確かに泉と月が重なっていますが、この作者は、鏡のような泉の水面に石を投げた波紋を、「月の揺らぎ」で表現しているのでしょう。
泉に映った月を愛でていたのを邪魔された、と言っているのではないと思います。
ですからこれは季重なりではあっても「才能あり」の重なりではないですか?

ただ私は、悔しいので(笑)、「石投げて」に作為的な感じがするので、次のようにしてはと考えました。

・魚跳ねて泉の月の揺らぎけり

魚は「うお」と読みます。
うん、我ながらいい提案だ、と思いましたが、「待てよ、泉に魚がいるだろうか?池でもないのに?」と、疑念がわき、自選ボツとしました(笑)。

つちやさん、あなたはすごい人!?

点数: 1

添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>

「石投げて泉の月の揺らぎけり」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。コメントの狙い通りの光景が見えました。季重なりも成功してそう、私はまだすぐに避けてしまうので、季重なりを多くは語れません。
「けり」も石を投げたら月が揺らぐのは当たり前かもしれないのに、そこに改めて気づいたという感じが余韻として残ってきます。

イサクさんの言う「泉」の季節感、これは確かに悩みます。先日の雑誌岩波世界の特選、長谷さんの句は「にはたづみ」に映る「春満月」の句でした。こちらは水たまりに映る「月」の方に季節を寄せていっていました。今回は「泉の月」とすることで、「泉」の季節感に寄せていきたいのですが、そこの季節感についておっしゃってるのだと思います。水たまりの月にすれば「月」に季節が寄っていく句なので、「泉」である説得力なのでしょうか。そこまで話が及ぶのは相当のレベルなのですが、つちやさんは、何者なのでしょう。チャレンジをうまく成功させていく技量に驚いています(^▽^)/ あっぱれ

点数: 1

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

山笑う信濃の里は山親し

作者名 笙染 回答数 : 0

投稿日時:

雪降れば芸者駒子の情思ふ

作者名 森田 広務 回答数 : 1

投稿日時:

クリニック受付横の内裏雛

作者名 竜子 回答数 : 5

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『石投げて泉の月の揺らぎけり』 作者: つちや郷里
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ