「信号の前に立つ人風薫る」の批評
回答者 なお
夏音さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。
この句はいく通りにも取れて面白いと思います。
その1:相手が信号の向かい側にいて、風が吹いて髪や服が揺れた。顔は見えている。信号が変わればすれ違う。その時はまた、違った風が吹きそうだ。
その2:相手がこちらの信号の前にいて(信号を待っていて)、作者は少し離れたところから見ている。同じ風を受けている。顔は見えない。
あの人はこれからどこへ行くのだろう。
その3:相手はやはり信号を待つあなたの目の前にいる。背中を向けて。この場合、五月の風が気持ちいいというより、相手の髪や服の香りにポイントがあるような。この信号、変わらないといいな…。
そんな色々を想像させてくれて面白いですよ!
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偶然信号の前に立った人に爽やかな初夏の風が吹いて綺麗だった。