俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

母の日もわからず母の笑顔かな

作者 葉月庵郁斗  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

すいません
かなの詠嘆で母への思いを引き立てました。
こちらでお願いします。
ちなみに
母の日もわからず
思い出せずで打ち消してますが
これは無季語になるのでしょうか?
以前勉強不足で季語+なしで無季語扱いと
教えて頂きましたが…
ご指導お願いします。

最新の添削

「母の日もわからず母の笑顔かな」の批評

回答者 なおじい

いくさん、こんにちは。
御句拝読しました。涙が出てきそうな句ですね。母のことは思い出さないようにしているのに、困ったものです(笑)。
さて御句ですが、「わからず」でもなんとか鑑賞できると思いますが、ここは「わからぬ」としたほうが自然ではないかと思います。
その上で、私はあくまで「も」にこだわりたいです。
母の日に、カーネーションを持って母を訪ねた。すると母は「なんだいその花は?」と。「母さん、母の日だよ。元気で長生きしてね」「え?なんだって?誰の母だい?」とかなんとか、まるで噛み合わない。天皇陛下の誕生日も子どもの日もわからなくなっていたけど、まあ、それはいいと思っていた。けど、もう母の日もわからなくなってしまったか…。自分のことなのに…。
というような句だと思いました。
下五の笑顔が悲しいです。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「母の日もわからず母の笑顔かな」の批評

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

いくさん、こんにちは。

御句について。

・まず「も」が気になりました。何か別の事柄も「わからず」に込めたかったのでしょうか(“私のこと”も判らないとか)。
・詠嘆の「かな」で終らせる句は、中七では切らない方がよいというのが定石のようで。

 母の日のわからぬ母の笑顔かな
 母の日とわからぬままに母笑顔 (一句目の「母笑顔」という終わり方も良いような気がして)

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

添削のお礼として、長谷機械児さんの俳句の感想を書いてください >>

「母の日もわからず母の笑顔かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

下五「かな」を使うときに、途中の切れは合わせにくいという技術論もありますが、「母の日もわからず」これが自分のことなのか母のことなのかわかりにくい、という点もありますので、
終止形で切らずに「母の日もわからぬ母」というように連体形でつないだ方がいいと思います。
その上で「も」を入れるか避けるか?

季語としては成立していると思います。単に忘れているだけで、この句の当日、あるいは翌日あたりが母の日だと思うことができますので。

句意としては
・母の日を忘れし母の笑顔かな
これでもいいかな?でも「わからぬ」の方がいいかな・・・?

点数: 1

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

「母の日もわからず母の笑顔かな」の批評

回答者 たーとるQ

句の評価:
★★★★★

いくさんお疲れ様です。
お二方も仰ってますが母の日「も」とあるとそれ以上に何かを忘れているのか?という読みになります。「かな」を用いらないパターンも用意しました。

・母の日とわからぬ母の笑顔かな
・母の日と知らずに母は笑まりけり

点数: 1

添削のお礼として、たーとるQさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

松の枝にアレーを提げて冬に入る

作者名 久田しげき 回答数 : 1

投稿日時:

幾度目のため息散らし冬椿

作者名 気まぐれ亭 回答数 : 6

投稿日時:

青鱗ひとつさんまに残りけり

作者名 豆柴 回答数 : 5

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『母の日もわからず母の笑顔かな』 作者: 葉月庵郁斗
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ