俳句添削道場(投句と批評)

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そっと飛花舞い上がりけり青背後に

作者 みちのく  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

こんにちは、
日本の文化に関心を持っている外国人で、俳句を詠見ますが初心者です。私のような素人が作った俳句を添削していただき、恥ずかしくもありますが感謝しております。私の俳句には未熟なところが多いと思いますが、どうぞ宜しくお願いいたします。

追加:この俳句は以前作っていた俳句を直してみたものなので、興味がある方は是非こちらをご覧ください。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/15587
「ごとし」の前の「の」を省けることがありそうなので、それを前提して、もう一つを作ってみました:
渦ごとく舞い上がりけりある飛花が

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「そっと飛花舞い上がりけり青背後に」の批評

回答者 鳥越暁

こんにちは
ゆりあさんが伝えたい景色というのは伝わりましたよ。「青背後に」の6文字というのは別にして、丁寧に読むと「空」というのも分かります。深読みすると「空」と言わずに色を強調したかったのかなと捉えることができます。
なので「青を背に」とすれば5文字になりますし、意味も変わりません。
なぜ俳句や和歌、短歌は五と七の文字の集まりが基本なのか。それは日本語で一呼吸でいいうる最も楽な都合のいい長さが12文字なのです。それを分けると五音と七音になります。そこに季語を絡めた五音がリズム的に日本人には心地よいのです。なるべく五七五のリズムを意識されると良いですよ。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「そっと飛花舞い上がりけり青背後に」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

詠み直しで、こちらの方が日本語としては理解しやすくなりました。

◆先にありますが「青空に」「青空へ」と五音で済むのに、「青背後に」とわかりにくくしてしまいました。
◆「飛花」という言葉に、「空を飛ぶ花びら」という意味がありますので、「舞い上がる」と言うと二重に「空を飛ぶ」という意味になってしまうことも。

俳句としては「桜の花びらが空へ舞い上がった」という、ごくごく普通の内容です。
こういう普通の内容が伝わらない技術では意味がないので、こういう句も練習としては大事ですし、今回の句も反省点が多いと思います。
 俳句としては「鸚鵡貝の渦」の方が、斬新ですので面白いです。ただその分、日本語として伝えるのはとても難しくなります。ましてたった十七音の俳句では・・・

ということで、「日本語で俳句として伝える練習」をしつつ、最終的には「面白い俳句」も目指す、という難しい課題なりますが、がんばってみてください。

提案句は卓鐘様の句がいいですね。

点数: 1

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「そっと飛花舞い上がりけり青背後に」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

こんにちわ

・「青背後に」の意味がわかりませんでした。もしかして、青空を背景にしてということでしょうか?であればちゃんと「青空」と言わないとわかりづらいです。対象を直接に言わず対象をイメージさせるという手法を成功させるのは、かなりの技術がいるので最初のうちはストレートに伝えることを目指した方が良いです。

・また、「けり」「や」「かな」などは俳句では「切れ字」と言って、場面を切り替える効果があります。あえて一つの場面を二つに切って表現する方法もないことはないですが、これも初心者のうちはあまりやらないほうがいいです。

ということで、俳句の形にするなら。

青空へ花びらの舞ひ上がりけり

で十分です。「花びら」と言えばそれは俳句では桜の花びらを言います。

点数: 0

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「そっと飛花舞い上がりけり青背後に」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

あ、コメントにある「ごとし」の「の」は省けません。
名詞 + の + ごとし です。のがないのは、動詞の連体形を繋げる時です。

× 渦ごとし ○渦のごとし
○ 渦巻くごとし ((渦が)巻くという動詞)

点数: 0

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「そっと飛花舞い上がりけり青背後に」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

陸奥ゆりあさん、こんにちは。
前句は、意味を捉えられなくて失礼しました。
本句は、詠み直しとのことですが、キーになっていた鸚鵡貝がなくなり、わかりやすくなったと思います。
ただ、「そっと」は自分の俳句を他の句と似た感じにしてしまう効果があるようですので気をつけてください。
「青背後に」というのは、よくわかりませんが、卓鐘さんが、おっしゃっているように、「青空を背景に」ということですね。推測はつきますが、言葉としてはちょっと無理がありますね。

・青空を背に舞ひ上がる飛花落花

点数: 0

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添削対象の句『そっと飛花舞い上がりけり青背後に』 作者: みちのく
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