「新調の白きチノパン夏近し」の批評
回答者 なお
いくさん、こんにちは。
御句拝読しました。吉田拓郎(当時はよしだたくろう)の「加川良の手紙」という歌を思い出しました。恐ろしく古い、マニアックな歌です。
歌詞はホワイトジーンでチノパンではありませんが。デートの時に彼女がスカートではなくホワイトジーンだったことが残念だったという内容。
私はそれを聞いて、「オレはスカートのほうがいいけれどな…」とか思ったものでした。
いや、余談が長くなり、すみません。
御句のチノパンはご自分のものですね、どなたかのものではなくて。あるいは、デートの相手が、「これ、今日初めて履いたの♡」とかおっしゃったとか(笑)。
つい脱線します。
私の感想ですが、個人的に、「新調」というと紋付きとかスーツとかをあつらえるような気がするので、鳥越さんと同じで「新しき」はいかかと。「おニューの」も考えましたがこれはすでに死語ですね(笑)。
次に、「白き」も「白し」も、ちょっと純白感、漂白感が強いなと思い、「白の」ではダメかと思いました。
・新しき白のチノパン夏近し
夏への期待感、夏を楽しみにしていると感じられてとてもいいと思います。
点数: 1
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三段切れですか?
元句
新調のチノパン白し夏近し
取り合わせが
近いような気がするので
成功しているかどうかです。
ご指導よろしくお願いします。