「惜春や盥にひたす作業服」の批評
回答者 さび
こんばんは。
働いている方の句、素敵です。
体験をそのまま言葉にした句は重く響きます。汗をかいて作った句は裏切らないですね。
それが、目からの汗なのか脳ミソからの汗なのか脇の下からの汗なのか、着ている服をしとどに濡らす汗なのか、様々ですが。丁寧に生きる大切さを学ぶ句です。名句です。
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作者 ちゃあき 投稿日
回答者 さび
こんばんは。
働いている方の句、素敵です。
体験をそのまま言葉にした句は重く響きます。汗をかいて作った句は裏切らないですね。
それが、目からの汗なのか脳ミソからの汗なのか脇の下からの汗なのか、着ている服をしとどに濡らす汗なのか、様々ですが。丁寧に生きる大切さを学ぶ句です。名句です。
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回答者 なお
こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。いい句ですねー。仕事に真摯に向き合っているさまが感じられます。
仕事の出来る人は用具とか制服とか、あるいは什器とかを大切にするものですよ。
作業服を水に浸けるのはいつもやっていること、ではなぜこの時期だけそんなことを思ったのだろうと。
そのわけは、「この作業服もよく着たなぁ。これ冬服だけど、そろそろ暑いなぁ。もうすぐ5月だし。夏服に替えようかな。そうなると、この服を水に浸けるのも、これで最後か」とか、そんな感慨があったのでは?
あるいはプーンと汗の匂いがしたとか。
いずれにしても、仕事と真っ直ぐに向き合う姿勢が感じられる佳句と思いました。
蛇足のようですが、提案句というか、語順をちょっと変えてみたのでご覧ください。
・作業服盥に浸けて春惜しむ
これだとダメで、やはり掲句が一番いいかも。
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回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
私の晩春のシャワーヘッドで、「の」「を」「や」解説を卓鐘さんがしてくれましたが、それぞれで微妙に変わってくるのでしょうね。私はこういうとき「の」でつないで、モノに「晩春」を託したい派ですが、惜春の場合は思いが入った季語ですので、「や」切れが十分に発揮するようにも思います(^^♪ ここは詠み手が何を狙うかですね。イサクさんの「惜春のみづ」「惜春の作業服」という狙いもよくわかります。755のパターンもあります。
たらひにひたす惜春の作業服
点数: 1
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回答者 イサク
こんばんは。
前に真逆の提案(切れ字「や」を入れる)を誰かにしたことがあるんですが・・・と思いつつ、思いついてしまったので・・・
・惜春のみづにひたせる作業服
・惜春の作業服たらひにひたす
点数: 0
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
仕事着は汚れがひどいので盥で一晩浸け置き洗いをします。繰り返しやっていることですが、ふと春も終りだなあ・・・と ご意見よろしくお願いします。