俳句添削道場(投句と批評)

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春のあさ及第点のたまご焼き

作者 佐渡  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

毎朝卵焼きを焼いていますが、日によって上手くいったりダメだったり。
季語が春の朝でいいのかどうか?

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「春のあさ及第点のたまご焼き」の批評

回答者 なお

おじさん様、こんにちは。
御句拝読しました。
「及第点」という言葉は今でも使われているのでしょうかね。若者はわかるのかな?皆さんは若者なのか高齢者なのかわかりませんが、おわかりのようですね(笑)。
何をもって及第点とした(する)のかがわからないと思いましたが、その点は、たーとるさんの「今日は〜」という示唆はいいと思いました。

「春の朝」は季語として悪くないと思うのですが、なぜ「朝」を「あさ」と?また、普通は「卵焼き」とか「玉子焼き」と書くところをなぜ「たまご焼き」と?
ひらがなにしたことによって、卵焼きが上手く焼けたという句の内容と印象が軽くなってしまったのではないかと思いました。
もしも特別な意味があったら大変申し訳ありません。

・卵焼き今日はふっくら春の朝
・春深し今朝は崩れぬ卵焼き

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「春のあさ及第点のたまご焼き」の批評

回答者 たーとるQ

句の評価:
★★★★★

おじさんさんこんにちは。

御句は季語の問題について特に気にしませんでしたが、もう少し前面に出して「朝や春」とするのもいいかもしれませんね。
それよりも「及第点の」という説明的な中七が気になります。説明にありました、日によってたまご焼きの出来がぶれるというところに視点を当ててみたらどうでしょう。
→春のあさ今日は綺麗なたまご焼き
→春のあさ今日は焦げてるたまご焼き

点数: 1

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「春のあさ及第点のたまご焼き」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。たーとるさんと同じ点ですね。中七、及第点というのは詠み手の主観が強いので(主観が悪いわけではない)、何を見て及第点と思っているのかを描写しようという方向になります。焦げができたのか、こびりつかず巻けてるのか、味なのか。いろいろあると思いますし。今回は下五季語が好みですね、なんでやろう。
卵焼きアップから入って、良い感じの卵焼きが焼けてて、それを春の朝が包んでてほしいからでしょうか。

たまご焼きの切り口あはし春の朝

季語は気になりませんでした。が朝に作ってるシーンにこだわらないならいろんな季語はありますね。

点数: 1

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「春のあさ及第点のたまご焼き」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

こんにちわ

おじさんさんの句の中で一番好きです!
僕は及第点のままがいいとおもいました。及第点の基準がそれぞれに違うので、それぞれに映像を想起させる力があると思うからです。どんな卵焼きなら及第点点であるかは読者にまかせてほしいかなと。

ただ、逆に及第点ととらえるかどんな感情であるかどうかを季語と描写に託すというのが王道ではあるらしいし、作品として評価はされやすいのかな。

点数: 1

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「春のあさ及第点のたまご焼き」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

語順を工夫するだけで、少し説明感が解消します。

・たまご焼き及第点の春の朝

多作したものを推敲していきましょう!

点数: 1

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「春のあさ及第点のたまご焼き」の批評

回答者 ちゃあき

句の評価:
★★★★★

こんにちは。「タワービル」の拙句へコメントありがとうございました。
御句。僕も卓鐘さんのコメントに同感です。とてもいい句だと思いました。「及第点のたまご焼き」 が想像する余地を読み手に与えて楽しいし、また 朝→あさ 卵→たまご と平仮名表記にすることによって春らしい柔らかさが出ています。「及第点」は句の内容によっては説明感があるかもしれないけれど、この句の場合は逆に俳句的な可笑し味になっていますので、成功しているのではないでしょうか。
またよろしくお願いします。

点数: 1

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