「材木店木の香の強し春の雨」の批評
回答者 イサク
こんにちは。
あ、げばげば様、なおじい様と意見が割れました。
「材木店」とあれば「木の香」とつけなくても木の香りを感じます。
ですが、この句は「香りが強くなった」と言いたいので「香」は残します。
「材木店の香り」で、材木以外の香りは考えられますか?
(厳密にはチェーンソーのエンジン燃料の香りや、木材加工の摩擦で焦げる香り、接着剤・塗料の香りもするかもです。経験上。ですがそれらは理屈での話なので)
「香りの強し」の「強し」は説明的な形容詞だと思いますので省略します。
「材木店の香り」と言い切って季語「春の雨」を最後に出せば、晴れている時とは違う香りを感じるでしょう。ここは句の受け手と季語を信用します。
上に書いた通り「春の雨」は下五のまま(季語「春の雨」で「晴れのときとは違うよ」というネタバレをしている感覚)で、上五字余りになる提案句です。
・材木店の薫り立ちけり春の雨
点数: 1
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材木店の前を通って散歩に行く。雨の日は特に木の香りが強くなる。