俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

よちよちに添ふてふてふの道しるべ

作者 葉月庵郁斗  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

作句に行き詰まってますので
言葉遊びをしてしまいました(笑)
よちよちの歩く姿は
子供でもおじいちゃんでも
お任せで
よろしくお願いします。

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「よちよちに添ふてふてふの道しるべ」の批評

回答者 佐渡

いく様 おはようございます。いつもありがとうございます。
この句は先輩に意見を求めるために投句しました。
知らない人が挨拶をしてきたという事です。

「挨拶交わす」を「交わす挨拶」動詞の形容詞的用法によって体言化すると本にありました。
句の中で動詞を二つ使うときには片方をこの方法にすれば解決できると思います。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「よちよちに添ふてふてふの道しるべ」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。これはいいですねー。よちよち、とてふてふ、の畳語の心地よさ。道しるべというのもかわいいですね。追っているんですね。このままいただきます(^^♪

「尽」については、イサクさんが先日私のコメントにおいてくださいました。以下イサクさんより、

二月尽 太陽暦で冬の終わり
三月尽 旧暦の春の終わり、太陽暦で期変わり
四月尽 太陽暦で春の終わり
五月尽 太陽暦で五月の終わり
六月尽 太陽暦で六月の終わり・四半期変わり
七月尽 「水無月尽」の傍題で、夏の終わり
八月尽 太陽暦で八月の終わり
九月尽 旧暦の秋の終わり、太陽暦で期変わり

一月、十~十二月は歳時記への採用が見当たらない。

ということです。もちろん季語ですので、カレンダーで今日は3/31だあという意味というより、この時期の季節感として詠んでいくものだと認識してます。ただ陽暦でいうものなので、どこか古風さでなく今的な感じはします。
私も俳句をはじめて「尽」シリーズは楽しんできました。この時期の心持ということで。
止まれてふ七月尽の標識ぞ
新しき瘡蓋を剥ぐ八月尽
浮かびては消ゆる湯玉や九月尽
糊代をちとはみ出せり十月尽(こんな季語はない)
石鹸の泡立ちのよき二月尽

それぞれにそのときの季節感覚とその月がおわっていく感覚と自分の心持を合わせては見てるので、今振り返っても、あんとき自分はそんな気持ちだったのかあと思ったりしておもしろいです。
今回はすべてを締めて新しい年度に行く感じで、領収証でした(^^♪ あまり季節感ないので、なおじいさんのおっしゃるようにいっそ川柳へ。

点数: 3

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「よちよちに添ふてふてふの道しるべ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。季語探求部見習いのイサクです。
げばげば様に著作料をもらわねば・・・なんつって。

「~尽」についてもう少し補足します。

もともと日本人には春・秋を惜しむという感覚があり、まず「春惜しむ」「秋惜しむ」とおなじような感覚で、旧暦の「三月尽(弥生尽)」「九月尽」が使われていたようです。
そこに「夏を惜しむ」ような意味で「水無月尽(旧暦の六月尽、太陽暦の七月尽)」が使われ始め、やがて太陽暦の各月に波及していったようです。
いずれも各月や季節が終わるのを惜しむような感慨で使うのが正当かと思います。特に太陽暦での「三月尽」「八月尽」は特別な感慨がありますね。

「一月」「十~十二月」も、そう考えると「尽」とか言ってるより他の感慨があるよねぇ・・・という気になりますね。

点数: 3

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「よちよちに添ふてふてふの道しるべ」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは!
再訪です。

いくさん、日常を切り取る才能なしとはまったく思いません。大丈夫です(^^♪
句材を見つけるってなかなか難しいと思いますけど、季語以外の部分の俳句のタネを見つけるのはたしかに大変で、苦労されてる方も多いように思います。

が、むしろ小さな小さなプチ発見の方が面白い句ができそうに思います。

たとえば、例えばの話。

パソコン使ってたら、マウスの電池切れてて、カーソル動かないとか。これ今日の出来事。
こんなことなんてどうでもいいことのようですが、立派な句材です。そこから、どういう措辞で12音作っていくかです。
マウスの電池切れてる、の方でいくのか、カーソルが動かないでいくのか??みたいな。そして、そこから、たとえば、季語を響き合わせていくような。
今は春も闌だし、春闌とか、春尽とか、春深む、とか、どうかなあ。
春深むカーソルうごかない 的な、
いや、春尽のカーソルが動かない 的な?これは、なんか前詠んだ回転ドアみたいになっちゃう。
とか、いろいろ推敲したりして句作していきます。

と考えると、句材は、ただの目の前のマウス電池切れだけです。あー、切れたー、動かんー、ということを、あーあ、と終わるのでなく、おっ!と思って心を留めることができると句材に目が留まるのだと思います(^^♪ 才能あり、なし、と言ってしまうともったいない力を、いくさん、お持ちだと私は思っていますー(^▽^)/

点数: 2

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「よちよちに添ふてふてふの道しるべ」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

いく様 こんにちは!いつもコメントありがとうございます。
なんでも俳句
小林一茶は人間の生理現象を俳句していますよ。
★僧正が「」遊ばす日傘哉
と詠んでます。「」の中は野中で用を足したという事です。
えらい坊さんをからかいの種にしたようです。
一茶は高尚な俳句を詠まず庶民的な俳句が多いです。
私は嫌いではないですね。

御句は良いですね。ふっと頭に浮かんだ言葉が良い句になるのでしょうか?

点数: 1

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「よちよちに添ふてふてふの道しるべ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。
私はこちらに2~3日に一句しか投句してませんし、そんなに早いペースでもないですよ。「お題即吟」と「他の方への提案句」以外はそんなに早く詠むつもりもありませんし・・・
渾身の一句を絞り出すか、駄句でもいいからいっぱい手元に持っておくか、など、作り方の差もありますので、納得いくやり方でマイペースでよいと思います。
(個人的には「駄句でもいいからいっぱい作って、そこから【自分で】選んで人に見せる」をお勧めします)

御句へのコメントを残していませんでした。
「よちよち」「てふてふ」の狙いはわかります。
「添ふ」ているのに「道しるべ」?という、描こうとしている映像のギャップが気になりました。ならば「追ふ」かな?

・よちよちの追ふてふてふの道しるべ

「添ふ」優先ならば「てふてふ」の動きですから、

・よちよちに添ふてふてふの道案内

こっちかなあ?

点数: 1

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「よちよちに添ふてふてふの道しるべ」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

いく様 こんにちは! いつもありがとうございます。

四輪は「よりん」と考えたのですが、不自然かも?
四の読み方は よ・ よつ・ よっつ・ よんとネットにあったですよ。なにせ国語苦手で自信ありません。
花二輪でもよかったのですが、四輪さいていたので(笑)

点数: 1

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「よちよちに添ふてふてふの道しるべ」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

いくさん、こんにちは。
御句拝読しました。光景は浮かぶのですが、今一つ納得がいかない点があります。
道しるべは、道案内人のような意味でお使いですよね。
しかし私には、道しるべというと、どうしても石柱とか看板で出来た動かない道標を思い浮かべてしまうのです。
前述のような意味であれば「道教え」とか「ガイド役」、「道案内」等はいかがでしょうか。

点数: 1

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「よちよちに添ふてふてふの道しるべ」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

いく様 おはようございます。いつもコメントありがとうございます。
私は国語苦手でネット調べてやっとわかったですよ。
古文もよくわからず連体形と連用形の違いも良くわからなくて本と見たりネットで検索したりと苦労してます(笑)
お互い頑張りましょう。

点数: 1

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「よちよちに添ふてふてふの道しるべ」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

いくさん、こんにちは。
いま、げばさんの句へのいくさんの長文コメント拝読しました。
私の名前も出ていたので申し上げます。
才能ないとか、そういうことないですよ。そもそもここは道場ですので、みんな勉強中ですから。先生や師匠のいない道場です(笑)。
でも、その中でも、勉強なさっている方もいれば、経験の長い方もいらっしゃる。そういう方々を、中心に切磋琢磨し、ネットながら転勤や病気、お子さんやお孫さんの成長、親の他界等、人生の様々の場面を報告し合いながら、ともに喜び、ともに悲しんだりしています。

俳句は人生を映すと思います。才能や文法力、語彙力もあろうかと思いますが、いくさんはいくさんの五七五があるはず。それをご披露ください。
ただ、句集ならそれでいいと思いますが、ここは道場ですので、どうしたらいくさんの思いがより伝わるかをみんなで考え、お伝えします。
どんどん聞かせてくださいね。

点数: 1

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「よちよちに添ふてふてふの道しるべ」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

いく様 こんにちは。いつもありがとうございます。

お互い頑張りましょう。
御句の「道しるべ」は良いですね。

点数: 1

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