俳句添削道場(投句と批評)

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葱白しいとしむやうに土寄せり

作者 よし造  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

土寄せが一仕事ですが、白い部分に土を寄せる時はこんな気持ちになります。
白い肌をそっと覆うような。

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「葱白しいとしむやうに土寄せり」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。
拙句「この下は葱畑」にコメント有難うございました。以前、匂ったような気がしたのでこのようにしましたが、あれは打ち捨てられたところだったかもしれません。知ったかぶり失礼しました。
さて御句拝読しました。反対に、実際にお作りになっている側からの詠みですね。土寄せをしてわざと白い部分を長くするのですよね。「箱入り娘」のようです(笑)。

私は、「いとしむやうに」このお気持ちは大いに共感するものの、こう言わずにこの気持ちを表せないだろうかと思いました。

・葱の白見られぬやうに土寄せり

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「葱白しいとしむやうに土寄せり」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

「葱白し」で地中から抜かれた葱を想像しましたが、そういう作業があるのですね。風雨で流れた土を戻すような作業、ということでしょうか?

「葱白し」と切っているので「葱の青い部分」がもう見当たらない(視界に入っていない)気がしてしまうので、「畑の葱」という感じがないのだと思います。
そこから、下五に突然「土寄せり」と来るので、疑問が湧くのだと思います。
うーん、どうするのがいいかな・・・「葱の白い部分に土を寄せる」ので、切らない方がいい、とは思うのですが。

提案句「白み」は「白味」で、「白身」ではありません。念のため。

・いとほしき葱の白みに土寄せり

点数: 1

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「葱白しいとしむやうに土寄せり」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

父の冒険の句コメントありがとうございます。
裏山に葱さしていったらしいですよ。おちゃめなところあるやん、ってほほえましい感じしました。私の家も長ネギをあぶった味噌汁を昨日したのですが、切る前に奥さんと葱の剣ごっこしちゃいました、父みたいに。いい年して笑。まあ、ほっこりするのですが、冬の季節感まで漂うかが、、、。

御句。その父が畑をやってるので、ときどき手伝います。土寄せは、作物が弱らないようにするんですかねー。上五では厨お思いましたが、下五で、土寄せのいたわりの句だと着地して気づきました。畑仕事の想いがあふれる句です。このままいただきます!

点数: 1

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「葱白しいとしむやうに土寄せり」の批評

回答者 ちゃあき

句の評価:
★★★★★

こんばんは。拙句、洗車して~の句へコメントありがとうござました。天気がよく水滴の一つ一つが春の光のように感じたのですが、拭わない方が良かったみたいです。(笑) 僕は畑仕事をしたことがないので、共感とまでは行きませんが御句から実体験に基づいた人の体温を感じました。コメントから・・・
*葱の肌覆ふ如くに土寄せり    

点数: 1

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