「春昼に寝そべり現縁側の香」の批評
回答者 鳥越暁
現は「うつつ」ですね。
◆縁側の匂いうつつに春の昼
なんてどうでしょうか。
縁側と人の景を思い浮かべると、立っているのはあまり想像できませんから、座っているか横になっているかかなと思います。
「うつつ」を使われると意味合いから寝そべっているのは想像できるのではないでしょうか。
点数: 1
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作者 ジャイアン 投稿日
回答者 鳥越暁
現は「うつつ」ですね。
◆縁側の匂いうつつに春の昼
なんてどうでしょうか。
縁側と人の景を思い浮かべると、立っているのはあまり想像できませんから、座っているか横になっているかかなと思います。
「うつつ」を使われると意味合いから寝そべっているのは想像できるのではないでしょうか。
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回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。縁側で春眠っているなんて最高の昼ですよねー。「現」というのがどういうことか、突然出てきてわかりにくかったです。季語の「春昼」も、「春の昼」に寝ているという時間を表すだけになってしまっている感じが上五の「に」に出ています。上五「や」で切れを作るか、下五に移すか。
コメントからいただくと、木の匂いもしてくるような。
ほつぺたに縁側の跡春の昼
点数: 1
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回答者 イサク
おはようございます。
◆「に」と「現」について気になる点は、先に書いているげばげば様と同じです。
◆「縁側の香」も、コメントを読むまで意味が掴めなかった(縁側にいて漂ってくる庭の花や草木の春の匂いという想像をしましたが)ので、「木の匂い」と出したいのであれば、言葉のご検討を・・・
この句では「春昼」「寝そべる」「縁側」「木の香」で、十七音を溢れそうになっている気がします。
とらえようとしている情景は悪くないと思います。
・縁側の木の香をまどろむ春昼
↑ 無理に詰め込むとこんな感じです。「まどろむ」と「木の香」はどちらかだけにして、二句にわけたいですね。
点数: 1
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回答者 なお
肥川成可さん、こんにちは。
御句拝読しました。
実は一昨日からずっと考えているのですが、なかなかいい提案句が、浮かびません。
まず、「現」については、意味もわかりにくく唐突感があり、なくてもいいのではと。ここまでは問題無いのです。
ただその後が、縁側の床の木の香りあるいは顔に付いた跡をどのように表現しようかと悩みました。
簡単にすると、縁側から見た(庭の)木のことになってしまいます。原句もそのように取れます。十七音では結構難しいです。
とりあえず次のような句に詰め込んでまとめてみましたが、今いち感ありありです。
・縁側に寝て香る床春の昼
顔の跡までは詠めませんでした。分けないと無理ですね。
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
いつも指導頂き有難う御座います。久し振りの投稿です。ちょっと温かくなって家の縁側で寝そべって縁側の木の匂いが心地よく凄く好きなひと時を詠みました。ほっぺに縁側の木の模様が付きました。