「留守番の子のもぐり込むこたつ哉」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
なおじい様から同じような話が出ていますが、こちらの句の方が具体的な動作・観察を多く描写されており、受け手それぞれの「こどもが炬燵に潜り込む」という映像・想像が膨らみます。
この句では「子」を第三者の目線で見ていますので、「子」の感情までは踏み込まないことが正解なのだと思いました。
対して、あちらでも近いことを書きましたが、
もうひとつの句でも同じように「幼子」と出して客観視しているのですが、そのわりに「ひとり」「母待つ」という第三者目線では本来わからないような情報が入ってきてしまっています。作り手が「寂しい」をアピールしているような・・・
点数: 1
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一人で母の帰りを待つ幼子。屋根から雪が落ちる音に脅えて炬燵にもぐり込んで小さくなっています。この幼子は五十数年前の僕です。ご意見お待ちしております。