「いちにィさんしィごォななつ寒雀」の批評
こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
拙句「初荒神」にコメント有難うございました。「まつかえくりや」、舌を噛ませて失礼しました(笑)。皆さんからご指摘のありました、詰め込みすぎのためです。
いつも、人さまには「詰め込み過ぎはダメですよ」などと偉そうに言っていながら、自分がしてしまう。これは特に、人に何かを伝えたい、教えたい、という気持ちが強い時に陥りがちですね。
今回も、コメントに書いたようなことを伝えたくて、盛り込み句になってしまいました。
さて御句拝読しました。
イサクさんではないですが、私も、「すごいのが出てきた」と思いました。工夫とかチャレンジ精神ですね。
初読で、「これはどう受け取ればいいのか…」と悩みました。ひらがなで途中に小さなカタカナがあり、「ろく」が抜けて「なな」だけ「ななつ」になっている。他には季語
以外は何もない…。
まあ、小さいお子さんの句だなと思ってコメント拝読しましたら、やはりそうでした。
ちゃあきさんの工夫はよくわかります。可愛らしい感じが出てますよ!
ただ、私個人的には、子ども句は子ども句で徹底した方がいいかなと思っています(あくまで個人の感想です)。
例えば、
・いちにいさんいつぱいいるねすずめさん
・かぞえたらとんでつちやつたすずめさん
子どもが「寒雀」なんて使わないのです。
日常の会話の中でふとした子どもの言葉が可愛くて、それを五七五でとどめておきたいというのは、私もありました。
または、親あるいは祖父母目線で子どもの仕草を詠むかです。
・垣根越し子の数へたる寒雀
・垣根より出る寒雀数える子
なんだか個人の意見を偉そうに連ねてしまいました。ちゃあきさん、申し訳ありません。
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幼い子が寒雀を数えている景です。想像句ですが平仮名と数え間違いで、そういう感じを出そうと工夫しました。あざとい感じがしなくもないですが、今日はこれしか出来ませんでしたので、ご意見よろしくお願いします。
・初句 垣根から一二ィ三四寒雀