俳句添削道場(投句と批評)

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勉強中疲れた夜空に冬の月

作者 いぬ  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

受験の時に夜中まで勉強をしていて
疲れて空を見上げたら月が輝いてる
かんじ

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「勉強中疲れた夜空に冬の月」の批評

回答者 イサク

こんばんは。はじめまして。

なおじい様がだいたい私の言いたいことを言っているのですが、
ちょっとだけ補足です。

◆「冬の月」と出せば「夜空」まるごと不要です。「夜」だけでなく「空」も。
◆何もなく「夜空」と書いてしまうと、外にいるみたいですね。
 屋内なら屋内らしい言葉を・・・
俳句は詩なので「倒置」「体言止め」「助詞の省略」などは発生しますが、それでも用言の活用「連体形」「連用形」「終止形」や「現在形」「過去形」などは句の繋がりを知る重要な要素です。
 「疲れた」は連体形(あるいは過去の終止形)なので、自分が疲れているならばこの使い方はおかしいですね。
 もし現役受験生さんならば、このあたり復習を。

・勉強に疲れ窓より冬の月

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「勉強中疲れた夜空に冬の月」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

いぬさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。厳しくしてくださいとのことですので、そのようにさせていただきます。

まず、「疲れた」とありますが、疲れたと直接言わずに、読み手に「それはさぞお疲れでしょう?」と思わせる表現にしたいです。
それから中七ですが、中八と言って字余りになっているのと、「疲れた夜空に」と読めます。夜空は疲れません。疲れているのは作者です。
さらに、「夜空に冬の月」とありますが、一般的に、昼の空には月は見えません。夜に決まっています。もちろん明け方まで勉強して朝の月、というのであれば話は別ですが、この句はそこまで詠んでいないです。

・参考書伏せて窓から冬の月

点数: 1

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「勉強中疲れた夜空に冬の月」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
はじめまして!

学生さんですか?受験大変なシーズンに入りましたね!
御句。伝えたいことはなおじいさんが言ってくれました。夜空は省けますし、勉強中と書かずに、手を止めて月を見た描写にしたいわけです。
なおじいさんの提案に一票ですね😆

点数: 0

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添削対象の句『勉強中疲れた夜空に冬の月』 作者: いぬ
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