「寒雀寄るは貧しき家ばかり」の批評
回答者 大江深夜
どうもこんにちわ。
俳句に主観的なフレーズを絶対に使っていけないとは申しません。しかし、蕪村の「月天心貧しき町を通りけり」ほど「貧しい」のフレーズが効いているとは思えません。むしろ、人様んちの事なんて大きな御世話だろってな読後感でした。
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作者 秋沙美 洋 投稿日
回答者 大江深夜
どうもこんにちわ。
俳句に主観的なフレーズを絶対に使っていけないとは申しません。しかし、蕪村の「月天心貧しき町を通りけり」ほど「貧しい」のフレーズが効いているとは思えません。むしろ、人様んちの事なんて大きな御世話だろってな読後感でした。
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回答者 イサク
おはようございます。
御句、一読では気づきませんでしたが、どことなくおかしいのですよね・・・
例えば散文的な「は~ばかり」をやめて基本形にしてみるとか、
・寒雀貧しき家に寄りにけり
取り合わせの形にしてみるとか
・寒雀寄りて貧しき我が家かな
そもそも「貧しき家」という措辞に景があるかどうか?(私は詩的断定は嫌いではありません)
・寒雀トタンの多い木造家
というところまで悩んでいます。
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回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。貧しき家。貧しきが描写かは気になりつつ、こういう表現も好きです。
月天心貧しき町を通りけり/蕪村
夕立は貧しき町を洗ひ去る/松瀬青々
的な。
寒雀たちが、何もない貧しき家にばかり集まってきてる、そういう侘しさが感じられました。狙いがあるのかなと思いそのままいただきます😆
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回答者 なお
こんにちは。秋沙美 洋様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。なんだか、いい感じの風情というか、侘しさがありますね。「お前たちもお腹が空いているのだろうけど、あげるものがないのだよ…ごめんな」「いいえ、おじいさん、そうではないのです。私たちのお宿へご招待しようとお迎えに来たのです…」
侘しさの中にも、こんな展開が考えられる楽しさがあります。
ただ、秋沙美さんだから申し上げますと、それには「貧しき家」を我が家だけにしたくなります。「つづら」を独り占めしたくて…(笑)。
・寒雀こぞり寄りたる拙家かな
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そんな感じの木造ばかり