「オーケーグーグル花見場所検索」の批評
回答者 なお
めとみみさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。ものすごく詳しいコメント有難うございます。よくわかりました。
まず私は、御句は俳句と思います。
破調ですが十七音ですし、今の季節に似合っているか、あるいは立っているかはさておき季語はありますし。
わからない人にはまるでわからないと思いますが、ユニークで面白いと思います。
私は使っていませんが、友人は「アレクサ、◯◯して。」というのを入れていて、面白いなと思いました。なんでも答えてくれるし、わからない時はわからないと答えるのもすごいと思いました。大体そういう時は、こちらが困らせようとして訳の分からないことを聞いた時ですけどね(笑)。
御句、せっかく出だしを「OKグーグル!」と話しかけたのですから、最後までこの調子で行けばいいのにと思いました。
・オーケーグーグル花見場所教えて
あるいは、少し俳句っぽくして、
・グーグルに花見の場所を尋ねけり
しかしどちらも、季語「花見」が現実でない(目の前に広がっていない)ので、季節感とか臨場感が今一つですね。
なお、私は東さんの俳句は全く存じ上げませんでした。
しかし便利な世の中になりましたね。
点数: 1
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
※投稿フォームの都合で、本来は以下の表記です。
Ok, Google「花見 場所 検索」
「Ok, Google」(おーけーぐーぐる)はAndroid(スマートフォンの種類)で、音声によるアシスタント機能を呼び出す言葉です。「花見 場所 検索」と言うことで、「花見の場所」を検索できます。特に、現在地情報を元に、近場から探してくれますし、且つ、皆が検索して良かったと思われるものが順序よく並びます。
さて、
音数は17音。季語は花見。
果たしてこれは俳句と言えるのでしょうか?
詩感があるのか悩みましたが、
実感として音声検索は便利で、
「花見をしたい!」という気持ちはかなりストレートに表現できている感じを持ちました。
あなたは俳句として認められますか?
俳句ではないと評価する根拠はどのようなものがあるでしょうか?
私は最初、「作ったら面白かったけど、果たして俳句なのだろうか?」と疑問になりました。
考えれば考えるほどドツボにはまり、
・最初:詩感が乏しくて俳句じゃない→ドツボ:いや、花見をしたいという欲求はむしろ俳句的では?
・最初:出だしを理解できなければ意味不明では?→ドツボ:検索という文言があるので状況をわかる人は多いのでは?
その他、
破調の意味はあるか?→ある
季語はたっているのか?→近場の花見スポットへ行きたいという欲求は季語の持つ力そのものではないか?
など、考えれば考えるほど俳句的に感じます。
これを推敲するのは簡単で、別の句を作りましたが、
「そもそも俳句なのか?」が気になり、投句させていただきました。
評価よろしくお願いいたします。