「海底を和了った帰路や月冴ゆる」の批評
回答者 なお
カイさん、こんにちは。お久しぶりです。明けましておめでとうございます。
御句拝読しました。まずは丁寧なコメント解説にお礼申し上げます。この句は麻雀を知らないと訳わかりませんから。海底を本当に海の底だと思うし、「和了った」も読みも意味もわかりません。私は大丈夫ですが(笑)。
海底(河底でもいい)は気持ちいいですね。9回サヨナラヒットという感じでしょうか。
げばさんも気にしていましたが、「や」という伝統技法を使うのであれば、古語の「和了りし」になさったらどうかと思いました。
今年もよろしくお願いします。
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お久しぶりです。そして遅いですが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
色々仕事のゴタゴタが多く、投句出来ませんでした。数句考えてましたので随時投句します。一句目です。
この句の[海底]は[ハイテイ]、[和了った]は[あがった]と読みます。
数年前冬に雀荘とオンラインの麻雀の対局で、それぞれ流れが自分にあり、ハイテイをあがり続けかつ大勝ちしました。その日の夜の月も冴ゆって見えたワンシーンを句にしました。
ハイテイとは正式には[海底撈月(ハイテイラオユエ)]と言う役で、海底に映った月を救いとると言う意味の四字熟語から来ています。
ハイテイの月は四字熟語や麻雀役の虚像。季語[月冴ゆる]の月は自分の目で見た実像。と虚実の月を句に組み込みました。