俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

保津川の応挙絶筆魅せられり

作者 よした 山月  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

よろしくお願いいたします。

円山応挙絶筆の『保津川図屏風」に
本当しばし時が止まったように魅いられました。

豪々と音たてているかのような瀑、流れる水の糸ひくさま
かと思えば左隻の川底には鮎が泳いでいたりと
迫力の一双でした。

瀑布や景色、鮎を詠んでみようと試みましたが、まとめきれず。
最終的にシンプルなところへ着地したように自分としては思っております。

どうだろうか?と思う気持ちもありまして

一点は、よく見かけるように思うのですが
「季語」そのものズバリではなくても、間接的にその語を言い表しているのならOKなのでしょうか(自句では八曲一回=屏風)

もう一点は
これでは想像を皆さまに投げすぎでしょうか?
想像を喚起できるのだろうかと。。。
また、絵画や古美術好き前提になってしまう???ので、問題ありなのでしょうか。

ぜひお教えいただければ幸いです。

最新の添削

「保津川の応挙絶筆魅せられり」の批評

回答者 イサク

こんばんは。

下五「魅せられり」というのは、「魅せられました」という自分の感想を報告するような文章になっています。前の句の「面白き」もそうでした。
そういう言葉を使わずに魅力を表現したいです。

「丸山応挙の保津川図屏風」というのが伝わるなら、魅力をそれ以上に伝える必要が少ないような・・・?
「丸山応挙の保津川図屏風」というのが伝わらないのであれば、そもそも「屏風と言わずに屏風と伝える」という作戦も破綻しているので・・・

季語の件、それぞれの季語に成り立ちがあるので、言い替えはあまり勧められていません。むしろ「初心者は季語を正確に使いなさい」というのが主流のようです。
以前にどなたかが「傍題より主季語を使いなさい」という言葉を使っていました。それも同じ発想かと思います。

俳句は連想ゲーム的な一面もなくはないですが、文字の並びから風景を想像させるのが大事で、季語は【風景を想像させるための重要な道具】と理解しています。逆に、風景を作ることを達成できていれば無季語俳句も認められているわけで・・・

なので【「季語」そのものズバリではなくても、間接的にその語を言い表しているのならOKなのでしょうか】という質問に関しては「OKかどうか、という問題ではないのでは」というのが私の答えですね・・・
初心者の私としては「せっかく使う季語ならば、正しく使った方が良い俳句になりやすい」という感覚はあります。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「保津川の応挙絶筆魅せられり」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。よした山月様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。
季語については、詳しい方々がご解説くださると思いますので、私からは感想レベルのことですがお伝えします。

季語としては、やはり「屏風」という言葉が必要かなと思います。
よしたさんが屏風に魅せられたのはわかりますが、それが屏風絵であるともうすこしわかりやすくお伝えになったほうがいいのではと思いました。

・保津川図屏風応挙の絶筆なり

字余りごめんなさい。私などはこれだけでも、よしたさんがこの絵に魅せられたということが伝わってきますよ。

あとは他の方に託して失礼します。

点数: 1

添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>

「保津川の応挙絶筆魅せられり」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。浅学で屏風を知らず、ググってみました。すごいですね。魅了されますね。
魅了されたと書かずに表せるといいのですが。

保津川の繁吹く応挙の屏風かな
こんな感じはいかがでしょう。屏風を下五で「かな」をつけて、それ以外は、屏風の臨場感で勝負。

点数: 1

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

侘び寂びを知つたかぶつて利休梅

作者名 秋沙美 洋 回答数 : 4

投稿日時:

春めいてナイショばなしの忘れもの

作者名 和光 回答数 : 1

投稿日時:

草刈りの人居り鎌の見あたらず

作者名 東次郎 回答数 : 6

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『保津川の応挙絶筆魅せられり』 作者: よした 山月
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ