俳句添削道場(投句と批評)

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法要を終ふる山門冬の山

作者 中村あつこ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

 義母の十三回忌の法要をお寺で行いました。
十三回忌としたら字余り、十三忌ではダメだろうと法要にしました。

法要の済みて一服冬日和
この方がいいかなあ?日記的俳句です。

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「法要を終ふる山門冬の山」の批評

回答者 なお

こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。

御句、雰囲気はつかめます。「十三回忌」では長いですし、三回忌くらいまでは思い入れも強いと思いますが、あとは法要でいいと思います。

ただ、私としては「終ふる」がどうなのかと思いました。正しいのかもしれませんが、なんだか素直でないような…。「法要を終へて」ではダメなのかな、と。

げばさんは、あつこんさんのコメントにある「法要の済みて一服冬日和」から、「法要を終へて一服冬日和」とご提案なさっていますね。

私は原句を残して、

・法要を終へて山門冬の山

とご提案します。法要で人、山門で建造物、冬の山で自然というように、光景が効果的に浮かびあがってきます。

もちろん、一服のほうもいい句です。私は、

・法要を終へて笑顔の冬日和

こう置かせていただきます。弔事である法要も、十三回忌ともなれば皆さん笑顔という気持ちです。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「法要を終ふる山門冬の山」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

日記的俳句としては
法要を終へて一服冬日和
もありかなあ、ですが、私は掲句が好き派です。あつこんさんの法要か、寺に訪れたとき法要が行われてとのかはわからなくなりますが、それでもいい派です。
寺では法要が行われていて、しめやかな空気が流れていて、そして、冬の山の寂しい感じとぴたりと来る光景です!

点数: 1

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「法要を終ふる山門冬の山」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

この句はできていると思います。

私は、山門の外から見ている風景に感じます。
「法要を終えた」と思うような動きが何かあったのだと思います。法要を終えた親族さんたちが出てくる景が浮かびます。法事の片付けが門から見えているのかもしれません。

「十三回忌としたら字余り、十三忌ではダメだろうと法要に」
この配慮も良かったと思います。「十三回忌」と「法要」で、句の受け手の想像する映像に差はあまりありません。「十三忌」では何かの誤字にも見えます。
受け手としては、字余りしてまで「十三回忌」にこだわる必要はないかと。
(日記として重要なら仕方なし、ですが)

「法要の済みて一服冬日和」コメントにあるこちらの句は「済み」が説明っぽいので、げばげば様の提案「法要を終へて一服冬日和」がいいですね。
「一服」に「煙草」の風景があるのが気にならなければ、それぞれ別の句として残してよいのではないでしょうか。

点数: 1

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添削対象の句『法要を終ふる山門冬の山』 作者: 中村あつこ
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