俳句添削道場(投句と批評)

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薄雪や口先白く耳赤く

作者 ごうざんぜ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

俳句初心者です。
地元は雪が滅多に降らず、上京して初めての雪に心が踊ったのが懐かしいです。
(後に記事が出来るくらいの大雪で、残雪も中々解けず世間は大変だったと思います)
心に浮かんだ情景そのままを句にしましたので、アドバイス頂ければと思います。
よろしくお願いします。

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「薄雪や口先白く耳赤く」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
はじめまして、げばげばと申します。
ごうざんぜさん、俳句をはじめられたということで、いいですねー、俳句は楽しいです。毎日に潤いが生まれます。
私もここに来て6か月の駆け出しものです。みなさんのご意見をいただきながら楽しく作句しています。

さて、御句の鑑賞ですが、やはりみな思うところは一緒なのですねー。
575でしっかり光景を詠もうということ、できていると思います。
口先白くが具体的な光景になっていないことはみなさんと同じです。
雪で十分白を表しているので、耳の赤と雪の白と、もう一つ白を乗せるのは多いなあという印象と、もしこれは息が白いということなら季語が重なるぞーいうのが初読の印象でした。

そして、何より気になったのは、どういう状況に今詠者はいるのかな?誰の耳が赤いのかな?というところです。そこを明確にする中七にしてみてはどうでしょう?
薄雪や〇〇〇〇〇〇〇耳赤し
薄雪や街ゆく人の耳赤し
でも十分、都会感を出せますし、
薄雪やバス待つ人の耳赤し
とかもっと、待ちの光景が具体的です。
イサクさんの句だと、「君」というひとの句になるでしょうし。
七音あれば、他にももっともっと具体的な光景を想像させられると思います。
17音しかないので、17音でどこまで読み手に光景を届けられるか、というのをみなで頑張っています。ぜひごうざんぜさんもみなさんの句に感想をおいてみてください。添削でなくて大丈夫です。
2句目楽しみにしていますー(^▽^)/

句の評価:
★★★★★

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「薄雪や口先白く耳赤く」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

ごうざんぜさん、こんにちは。初めまして。御句の感想と提案句を置かせていただきます。

俳句初心者とのことですが、きれいな五七五の定型で、季語もあり、しっかりなさっています。

問題は「口先」です。おそらくごうさんは「口から出たもの」というような意味でお使いと思いますが、「口先」は良い意味がないですよ。お調べください。

そこで提案句です。

・薄雪や吐く息白く耳紅く

おそらくごうさんもこういうことをおっしゃりたかったのではと思います。

しかしいいセンスをお持ちです。次も期待しています。

点数: 1

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「薄雪や口先白く耳赤く」の批評

回答者 ちゃあき

句の評価:
★★★★★

はじめまして、ちゃあきと申します。ぼくも なおじいさんからアドバイスを頂きながら毎日一句を心掛けて投句しています。この添削道場に来てからまだ日が浅い者です。いっしょに頑張りましょう。御句について、リズム感も良く白と赤を対比させて詠んでいるところがとても良いと思います。

点数: 1

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「薄雪や口先白く耳赤く」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。はじめまして。
初心者さんということですね。

五七五の音についてはできていますね。季語は「雪」なのですが、少し補足があります。

「口先」の意味はいくつかありますが・・・よくない意味で使われることが多いので、あまり良いイメージはないかもしれません。

「口先白し」が「息が白い」ということを言っているのだとしたら、これは「息白し」という季語が存在しますので、「雪」という季語と両方使うのはお勧めしません。

あるいは「唇(の先端)が白い」と言っているのだとしたら、情景や意味がよくわかりませんね。

コメントに「心に浮かんだ情景そのままを句に」とありましたが、「白」と「赤」という言葉を狙って使ったという作為があるのはわかります。これは「そのまま句にした」という感じではありません。
もう少し情景を素直にそのまま句にした方が、よいのかもしれません。
たとえば「耳が赤い」ということは・・・雪の中を外出中、普通は自分の耳を見ません。誰か「他の人」の耳を見ていますよね。その「他の人」を描写するとか。

・薄雪を見つめる君の耳赤く

点数: 0

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添削対象の句『薄雪や口先白く耳赤く』 作者: ごうざんぜ
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