「十二月八日の辛き煙草かな」の批評
回答者 なお
土屋郷里さん、こんにちは。少しご無沙汰しました。
拙句「辛きこと〜冬の山」にコメントおよび提案句を有難うございました。
季語が「冬の山」で、辛いことを好む友人がいるなどと詠むと、冬山登山の句になってしまうなぁ、でもそれならそれでいいか、とか思いながら投稿しました。
郷里さんのご提案句のように、明確に雪山に挑むという姿勢を見せるのも素敵ですね。勉強になります。
さて御句拝読しました。私は、自分が「辛(つら)きこと」と詠んだあとでしたので、御句も「つらき煙草」と読んでしまいました。それでも充分にいい句だと思いました。
でもコメント拝読したら「からい」なのですね。確かにそう読めますよね。
こんな言い方もありかもしれないと、ちょっと置かせてください。
・十二月八日の苦き煙草かな
・十二月八日辛めの煙草かな
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
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季語は「十二月八日」
開戦日でもあり、ジョン・レノンの命日でもある本日。
そんな日に思いを馳せながら辛めの煙草を嗜むという句です。
先日「龍淵に潜む」という季語を使いましたが、こういった長い季語を使って、残り少ない音数でどれだけ描写できるかを鍛えるのも俳句を勉強する上でいいかもしれないですね。
と言いながら、また煙草の句を詠んでしまいました。
さすがにワンパターンですかね(笑)