俳句添削道場(投句と批評)

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寒暁や煙突のけむシンと浮く

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

今朝6時ころ出勤途中の景です。無風状態の朱に染まった低空に煙突の煙が登るでもなく流されて形を変えるでもなくシンと静まって浮んでいました。なんか余り見たことない光景だなと思って詠みました。

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「寒暁や煙突のけむシンと浮く」の批評

回答者 なおじい

ちゃあきさん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句に関しては、結構コメント悩みました。その結果、レスが少し遅くなりました。
まず、「煙突のけむ」。煙のことを「けむ」と言わないことはないと思いますが、ここで「けむ」とお使いになるのは、なんとなく煙にすると中八になるから、という感じで、ちょっと違和感がありました。

次に「シンと浮く」。「浮く」はピッタリと思いますが、「シンと」というのがどうも…。「シーンと静まりかえる」とか言う意味のシンでしょうか?

そこで色々考えたのですが、何しろ煙突の煙で八音になるので難しい。ここで時間がかかりました。

提案句、最終的に次のようになりました。

・煙突の煙り動かぬ冬の朝

あまり面白くありません。すみません。出直しますm(_ _)m

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「寒暁や煙突のけむシンと浮く」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、「けむ」はわりと一般的なのですかね?調べると「けむ」はけむりの略と出てきましたね。「シン」のカタカナも狙いでしょうか?
「煙突」「けむ」が重複感も少しあり、、。「工場の」とか「葬儀場」とか具体的な煙突がほしくなり、、。実景とは違う句になったかも、、すいません<(_ _)>
しんと浮く工場のけむり冬の朝
しんと浮く焼場のけむり冬の朝
しんと浮く斎庭のけむり冬の朝

点数: 1

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「寒暁や煙突のけむシンと浮く」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
再登場です!

プールの句、コメントありがとうございます😆こういう意見ありがたいです!光景届かない句は、わからない!と言われると勉強になります!
確かに緑のプールも、新緑のプールに見えますし、緑が忍び込むようにも見えますし。冬のプールに忍び込み
くらいで、考えた方が良かったかもです!
表現もぜんぜんきつくないです。指摘がんがんがありがたいのです!
ありがとうございます😆

点数: 1

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「寒暁や煙突のけむシンと浮く」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

「シンと浮く」は生かしたいところですが「煙突から出る煙」であることを説明しようとすると、それで音数を使ってしまうところが問題でしょうか。
「煙突の煙」の意味の重なりも気になりますが、どちらかを省略してしまうのは難しいところで・・・
げばげば様の言うとおり「煙突」の言い替えは考えた方がいいかもしれません。その方が風景は出ます。

季語「寒暁や」も実景ですが、「煙突の煙」「シンと浮く」に音数を使っているので五音使うのがためらわれます・・・

煙突の言い替えはげばげば様に任せるとして、こちらの提案句は「煙」に集中して他を削ぎ落してみました。

・煙突の煙はシンと浮きて冬

点数: 1

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