俳句添削道場(投句と批評)

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秋の日の形見のスカートくるくるり

作者 お七  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

洋裁の仕事をし、自分の服もほとんど手作りだった義母が初夏に亡くなりました。遺品整理のとき、義母の作った洋服を全て捨ててしまうのは忍びなく、サイズは合いませんがスカートを二着だけもらうことにしました。先日そのスカートをはいてみましたが、やはりウエストが10センチ位大きくて歩くたびにスカートがくるくる回るのです。中八で字余りになってしまうので、散々悩みましたが、そのまま投句します。この句で果たしてわたしの言いたいことが伝わるでしょうか。ご教授よろしくお願いいたします。

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「秋の日の形見のスカートくるくるり」の批評

回答者 中村あつこ

 こんにちは。
 拙句「手術中」にコメントありがとうございます。
 同じ経験もなさったそうですね。主人の手術は初めてのことではなかったですが、今回は簡単なものなので、一人で対処しました。俳句を考えたりしたから、大丈夫だったような気もしてます。これからの年寄は寂しいですからねえ。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「秋の日の形見のスカートくるくるり」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、「くるくるり」では、ぶかぶかでくるっと回ってしまうという句意まではとれなかったです。
秋の日に形見のスカートをはいて、ちょっとうれしくももの悲しく、くるくる回っているスカートが翻っているシーンかと思いました。
でも、そのままで形見を喜んでいるという風にとっても素敵だなと思います。

もし、コメントの句意でいくなら、

ぶかぶかの義妣のスカート秋深し

とかどうでしょうか?

点数: 1

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「秋の日の形見のスカートくるくるり」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

「秋の日」という季語+「形見のスカート」で、十七音に入れる音数としては限界に近くなっています。そこに「10センチ近く大きくてくるくる回る」という情報を入れるのは難易度が高そうです。
どこか省略したいです。

げばげば様は「形見」を上手く省略しました。私は「亡き」などを入れたくない派なのでその路線で。

・譲り受けた義母のスカート緩き秋

点数: 1

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「秋の日の形見のスカートくるくるり」の批評

回答者 中村あつこ

句の評価:
★★★★★

 こんにちは。はじめまして。
老いの手習いで、始めまして一ヶ月で、皆様にお世話になっております。
 今はただ拝見させていただくばかりですが、お義母様の形見の御句には同じ思いを感じました。
 それと、テレビドラマ「それぞれのあき」の話に、昔のこと思い出して寄せていただきました。

点数: 1

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「秋の日の形見のスカートくるくるり」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。お七様、いつもお世話になってます。
拙句「思いそれぞれ」に素敵なコメント有難うございました。「それぞれの秋」、懐かしいです!私も見ており、今でも強く印象に残っています。出演者もほとんど覚えていますし、主題歌も歌えますよ。名作でしたね。

さて御句、こういう情景、よくわかります。私も最初は、素敵なスカートなので思わずくるくる回ってしまった、という句意かと思いました。というより、そうとしか取れないと思います。特に「くるくるり」となさっていますからね。これが、げばさんではないですが「ぶかぶかで」とでもなっていたら、感想は全然違ってきますけどね。
ご主人側にお見せになることを考慮に入れれば、「くるくるり」で正解です(笑)。

私の提案句は、ちょっと直接過ぎるかもしれません。季語はお題になった秋時雨を使ってみました。

・秋時雨形見の服を持て余し
・残されたスカート合わず秋時雨

なんだかなぁ、という句ですよね。
そうなりますと、読み手の受け取り方によって、形見のスカートを履いてみて嬉しさのあまり二回転もしてしまったという(?)原句のほうがいいのかもしれません。

点数: 1

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