俳句添削道場(投句と批評)

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無垢のままならずやセピア色の古酒

作者 村山陽子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

ふと古酒を詠みたくて作句してみました。

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「無垢のままならずやセピア色の古酒」の批評

回答者 よし造

この句の「ならずや」は反語で、「や」は係助詞?と思います。
したがって句意は、今はセピア色になったが、本質は無垢のままなんだということだと思います。
句意はともかく、この句のいいのは中七を「や」で切ったことで、二段に切れ、俳句特有の断定的な表現になったことだと思います。この句形、難しいですがとても好きです。

句の評価:
★★★★★

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「無垢のままならずやセピア色の古酒」の批評

回答者 げばげば

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★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています

御句、古酒のセピアを見ながら、自分がどんどん熟成されていく、そのうえで、ピュアさを失っていくそんなことを想っているのでしょうか。素敵な句ですね。
上五中七「無垢のままならず」と言ってしまうのも好きですが、描写にしてみたいl気もするし、という提案句です。

無垢の鳥仰ぐや古酒のセピア色

点数: 0

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「無垢のままならずやセピア色の古酒」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

およそ二か月ぶりのこちらへの投句でしょうか?
これまでの投句と比較して、二物の出し方が自然に見えます。何かで勉強なさったのでしょうか?

やや残念なのは「無垢のままならずや(=変わってしまったという詠嘆)」という意味の分かる単語を先に書いておきながら、後で「セピア色」という『変化についての説明』を置いたり、「古酒」という『変化が済んでいるもの』を置いたりしたことですね。

五七五が崩れますが、「古酒」を先にした方がよいかもです。
「無垢のままならず」の時間がやや長く感じます。仮に新酒の頃から村山様ご本人が古酒になるまで見守ってきているものだとしても、時間は古酒のある現在に持ってきた方がよいと思います。

・古酒のセピア色無垢の時代を終へ

点数: 0

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「無垢のままならずやセピア色の古酒」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。村山陽子様、いつもお世話になってます。

村山さんといえば二物。私が苦手な句を自在にお詠みになる方ですね。

しかしこの句は私にも理解できました(つもりです)。
「いつまでも純粋無垢のままではいられない(いられなかった)。無色透明な新酒がいまこのようにセピア色に熟成されてしまうように」

小野小町の「花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」という歌を思い出しました。

いま、自分の解釈を書いていて、時制や時間経過は確かに気になりました。英語で言えば現在形か、現在進行形か、現在完了か、はたまた過去形か。

しかしそういうことを抜きにして、人生の流転を考えさせてくれるすごい句だと思いました。

点数: 0

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添削対象の句『無垢のままならずやセピア色の古酒』 作者: 村山陽子
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