「独り家の小窓カタカタ温め酒」の批評
回答者 なお
こんにちは。卯筒様、いつもお世話になってます。
御句、厳しくしてくださいとのご要望ですので、あえてそうさせていただきます。
御句、気になった箇所を順に挙げていきます。
「独り家の」。一人住まいのように読めますが、お一人なのは今晩だけですよね?そこで、たまたま今夜は、という意味で、提案句は「独りの夜」としてみました。
「小窓カタカタ」。冷たい風が小窓を揺らすのはいい風情なのですが、全体の風情が、このカタカナの擬音(?)によって、少しイメージが軽くなってしまった感があります。
提案句は、音数が収まらないので、窓は閉めてしまいました。窓を閉めるという行為で、外は寒い=風がある、と思ってくださらないかと。
「温め酒」。最初はすごいなぁ、温め酒って、あまり使わない言葉をよくご存知ですね、と思いました。
しかしネットで調べましたところ、菊の節句に飲むなんだか特別なお酒を意味するとのことで、さすがにここではその意味はないだろうと思い、「燗酒」にしました。
そこで提案句です。
・窓閉めて燗酒注ぐや独りの夜
燗酒は、熱燗とかぬる燗でもいいと思います。
いかがでしょうか、よろしくお願いします。
点数: 1
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今宵は独り。
台所の小窓もカタカタと言うぐらい風が少し強いし肌寒いので少し酒を温めて呑もうかと思い詠んだ句です。