俳句添削道場(投句と批評)

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寝待月子のおしやべりの声高く

作者 はや  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

「寝ながら待つ月」だけど、「待っているうちにきっと寝るはず…」と密かに思う親。でも子どもは寝る気配もなく元気いっぱい。まあそんな夜もあっていいかな、とおしゃべりに耳を傾けるひとときを描きました。

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「寝待月子のおしやべりの声高く」の批評

回答者 負乗

はやさん、初めまして、こんにちは😊
拙句「時速六十キロ〜」ですが、同じことを気付いておられて、僕も嬉しいです。はやさんの方が先ですね😅
「蚯蚓鳴く」は、頭の中で想像し直すタイプの季語なので、喚気力がイマイチかな、と後で気づきました。

さて御句ですが、賑やかなご家庭で良いですね😊 景目に浮かびます。
句としては、イサク氏の意見に、まったく同感です。「おしやべり」と「声高く」は、やはり、被る感じがしますかね。それと、下五は体言で止めた方が、良いかなと思いました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「寝待月子のおしやべりの声高く」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

下五を切らない句が多くなりましたね。狙って作っているのでしょうか。

御句、
◆「おしゃべり」+「声(高く)」の意味重なりが気になりますね。
◆「声高い」・・・御句の形で誤読はしないでしょうけれど、単独で使うと「音程・音域が高い」の意味が一般なので、前後の組み合わせに注意する必要がある日本語です。
◆下五連用形止めは「その後ろの用言が省略されている」だったり、「暗黙の倒置で句の中で使われている単語に戻っていく」だったり、「動詞の終止形言い切りではなく余韻がどうしても欲しい」だったり、何かしらの工夫の結果にしたいです。この句はそういう狙いが感じられにくいですね。
 (「靴脱ぎて」は「水に入っていく」、「びゅんびゅんと」は「走る」の省略が汲み取れました。「赤く濃く」はダメな例だったと思っています)

・子らの声うるさきままの寝待月
・寝待月うるさきままの子らの声

点数: 1

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「寝待月子のおしやべりの声高く」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。はや様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。相変わらず可愛いらしい、微笑ましい句ですが、甘えがなくキリッとした仕上がりになっています。さすがです。
この句のように、子どもは寝て欲しいのに寝てくれないことはよくありますね。そういう時は、「寝ちゃダメ!寝ないでお月様の出てくるのを待つのよ!」と言うと、すぐに寝てしまいますよ(笑)。

特に手直しどうこうではありません。こんな言い方もあるかもという提案句です。
・寝待月子のおしゃべりの声止まず
・寝待月起きてるうちは出てくれず
・寝待月子は起き親は寝てしまい

点数: 1

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「寝待月子のおしやべりの声高く」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
いつも拙句のコメントありがとうございます。

御句、日々日々子どもっていろんな顔を見せてくれますから、日々の季語とぴたりと合う描写はあるでしょうね(^▽^)/
御句、先のご指摘の通り、「おしゃべりの声」の重複は気になりました。

吾子たちのおしゃべり止まず寝待月
こういう感じですかね。

私は
吾子たちのおしゃべり止みぬ寝待月

が好きです。子どもが寝てしまって静が訪れたのか、子どもも見惚れたのか。何事もなくなってからに風情を感じるげばだからですけど、現実はそうはいかないですもんねー(*'▽')リアリティ。

点数: 1

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寝待月おしゃべりつきぬ吾子二人

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

拙句秋の空・・・イサクさんからもほぼ同じ指摘がありました。
中七の終止形止めの問題だと思います。終止形と連体形が同じだと読み手は迷うわけです。かなり例句はあるはずですが、終止形で切るが、軽い切れでこの終止形は連体形のようにも働くという止め方になります。私は俳句独特の味が出ると思っています。例えば「ピアノソロロビーに流る青葉宿」(作者名失念)という句がありますが、これは流るるという連体形の働きを終止形がもっていると思います。
もちろん、はやさんのように読んでも文法上は正しいです。なかなかうまく説得的に説明できないのですが、連体形と解釈しても「十字架が十字に光っている秋の空だな」と解釈できないでしょうか。ここまで書いてきて気が付きましたが上五が「の」ではなく「が」だったら、誤解されないで済むかもしれませんね。うまく説明できなくて済みません。
御句・・吾子俳句と月を取り合わせたのは新鮮でした。生き生きした生活が見えて楽しくなる俳句です。他の方とかぶりますが、句意に添って作つたのが掲句です。お子様はお二人なのですか。

点数: 1

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