「菊供ふ雑草愛でし義母の墓」の批評
回答者 知世
いつもコメントありがとうございます。
「月光でずぶ濡れ」一読しての印象はどつかというのが気になっていたので、コメント読まず先入観なしの「わからん」とても参考になります。
液体のように纏わる月光に、文字通りルナティックになってしまいましたという句でした。
何せ物狂いになっての密会ですので、おっしゃる通り超エロティックな逢瀬であったかもしれませんね〜。
さて私は書き込む前にしっかりなおじい様のコメントも皆様のコメントも読んでしまいました。
私はてっきり「義母は野の花が好きな人だったのに、花屋で買ったお仕着せの菊の花束なんぞ供えている。墓参りってつまらん行事だなあ」なんていう句かと思っていました。
そうか野菊のような素朴なものもありますね。
それに想像が及ばなかったのと、捻くれた物の見方が災いしました。
故人の好む花を供えたのだ、と思うとまさに素朴な野菊の如き優しい句ですね。
点数: 1
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こんにちは。前句「ぎすぎす金婚吾亦紅」「淋しくば月見ろ」どちらも好意的なコメント有難うございました。日々の励みになっております。
本句は、以前、「雑草も緑は緑夏の庭」という季重なりの句を見ていただきましたが、あの続編となります。ご意見よろしくお願いします。