俳句添削道場(投句と批評)

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まつさらな段ボール積む夕月夜

作者 げばげば  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

兼題月を詠もう⑤

なおじいさんに感謝しつつ、しりとりネタ投句がずっと上に来るので、明日の一句を。

前句はクロノスタシス使いたくて理屈に走ったので、まっすぐに月夜。
長く住んだ思い出多きマンションから今の家へ。ちょうど今時季に準備をしていた、まだ細い月。まっさらな段ボールでは違う光景も見て浮かぶ?

みなさんご意見をよろしくお願いします。

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「まつさらな段ボール積む夕月夜」の批評

回答者 ダック

げばげば様
こんばんは。「蓑虫・・」にコメントありがとうございました。蓑虫の季語としての役割を全く無視した句でした。また命令調なのは自分自身に対しての句だったからです。(後から気がつきましたが)
呼びかけの句としてのご提案句有り難うございました。そちらが良かったです。
御句ですが、なにか引っ越しを思わせる言葉があればと思います。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「まつさらな段ボール積む夕月夜」の批評

回答者 はや

句の評価:
★★★★★

まっさらな段ボールって使用前だよなー何だろう、出荷準備かな?と思ったら、引っ越し前だったんですね。引っ越しの準備をしながら眺める夕月夜、しんみりしますね。
「まっさら」という言葉から、新しい住居へ引っ越しした後ととらえてしまいそうな気もします。
「詰め終えし」とかだと引っ越し準備だと分かりますが、普通すぎますかね…。
「まっさらな段ボール開け」にして引っ越し後に荷物を出してるかんじにするとか。あ、でも思い出のマンションの句ですもんね…。
難しいです。

「へへへのへ…」の添削ありがとうございました。
なるほど、「への字の揺るる」が犬子草を修飾しているから説明っぽくなってしまったのですね。納得!
解説ありがとうごさいます。

点数: 1

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「まつさらな段ボール積む夕月夜」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。げばげば、いつもお世話になってます。

御句、そのノスタルジックな気分と夕月夜はうまくマッチしていると思います。私も何回も引越ししていますが、大変ですよね、作業は。

御句、「まっさらの段ボール積む」という措辞で「引っ越し準備」を表しているとは、わかってもらえない人もいると思います。
気になりました二点。一つは、「まっさら」ですが、私だけかもしれませんが、「汚れていない」「おろしたて」そんな意味合いが強くて、段ボールとの相性はどうかなと思いました。提案句では「新品の」としました。げばさんのことだから、これでは陳腐と思われたか?
二点目、「積む」。詰め終えた段ボールを積むのはわかるけど、まだ詰めてもいない段ボールを積んでどうするの?という疑問。これもおそらく、すぐには取り掛かる気がしなくて、とりあえず、届いた段ボールを積んでおいたという意味かもしれませんが。
提案句は、次のように置かせていただきます:
・新品の段ボール着き夕月夜
・段ボール組み始めてや夕月夜
・荷造りの段ボール来て夕月夜

うっかりすると、引越し荷物の段ボール(すでに荷物が詰められた)と読めてしまうので気をつけませんと。

点数: 1

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夕月夜まつさらな段ボール積む

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

厳しめにになりますが、
「まっさらな段ボールを積んだ夕月夜」これ以外の意味・風景に飛んでいかないのですよね。
この形だと中七が連体形に見えて切れません。終止形として切って見ても繋がって見えて、とりあわせにはなりにくく、結果、報告文みたいです。
ダンボール業者の終業前のようです。

テクニックはいろいろあると思いますが、例として
◆上五中七が報告なので、ここを韻文にしてみたり。
◆風景の季語で、上五に持ってくると風景の映像から入り、景は出しやすいかも。
◆いっそ引っ越しを前面に出す。
とかですかね。

・引っ越しのダンボール積む夕月夜
・夕月夜まっさらのダンボール箱
・夕月夜まだまっさらなダンボール
・新品のダンボールかな夕月夜

元の形を生かして引っ越し前の感傷ということにこだわるなら、「まっさらな」「ダンボール」「夕月夜」で十五音使っているのでかなり大変そうですね。
季語「夕月夜」も検討の余地はありそうです。

点数: 1

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